Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

ロストヒーローズ感想2

 懐古話だけで、ちっとも感想書いてないぞ、と自己ツッコミ入れつつ、改めて。

ビギンズキューブ

 本作は、「キューブ」と呼ばれる隔離世界を順に攻略することで、ストーリーを進めていきます。
 各ヒーロー達が悪の手で、元の世界から切り離され、本来の力も失ってしまった状態からスタート。
 で、「ウルトラマンゼロ」が「仮面ライダーオーズ」「νガンダム」との邂逅を経て、最初の世界「ビギンズキューブ」の探索を始める、と。


 ここでツイートの再録。

・しばらく探索してると、Zガンダムとメタスが敵につかまってる、と。ええと、カミーユやファじゃなくて、あくまで機体のみ。ハンブラビと蜘蛛男を撃退したら、Zも仲間になったけど、メタスはウェザードーパントに拉致されました。

・ウェザーを追っているのはアクセル。この辺は原作どおり。で、ウェザーは拉致したメタスを「興味深い素材だ」と言って、いろいろ実験しようともくろみます。メタスは完全な「囚われのヒロイン役」なんだけど、擬人化されたMS相手に、伊坂センセが非常にシュールな妄想しきり。

・で、さらに進めば、メビウスとヒカリのコンビが加わります。メビウスは、チームに参加。一方、ヒカリは、基地に待機して、施設の機能を修理するバックアップ役。

・あとは、電王のイマジンたちと遭遇したり、右手が燃えるガンダムの噂を聞いたりしながら、とりあえず強敵ボガールを撃退したところ。

・ボガールは、メタスを食べたそうにしていたけど、伊坂センセが「ダメです。これは私が研究に使うのですから。あなたは、ほれ、ツインテールでも食べてなさい」と、怪獣相手になかなかシュールな会話。

・ともあれ、ライダー怪人と、ウルトラ怪獣と、モビルスーツが会話をしている悪の軍団が見ていて面白い。他に、ネガタロスがヤミーやドーパントやショッカー怪人トドギラーを指揮していたり、ライダーだけでも新鮮な取り合わせ。

・最初のダンジョンで、ウェザードーパントと、ネガ電王を撃退。メタスを助けて、電王も仲間になった。

・電王は、良太郎がいないけど、モモタロスたちイマジン4人組が登場。

・最初の街ダンジョンを超えると、次は、砂漠と荒野のゾーンに至る。

 ええと、ツイートで「最初のダンジョン」「街ダンジョン」と言っているのが、正確な呼称「ビギンズキューブ」ですな。
 基本的に、仮面ライダーWの風都を元にした舞台で、ボスキャラもウェザードーパント
 他に、Zガンダムを仲間にしたり、アンクが付いて来たり、メビウスを仲間にしたりして、最後に電王を仲間にするまで。
 どちらかと言えば、平成ライダー中心で、そこにウルトラやガンダムの話が挿入される、と。


 感想としては、オーズも、Wも、電王も、原作のキャラを上手く再現していて、結構ハマれます。『ヒーロー戦記』や『ガイアセイバー』の時代は、原作のキャラが妙にアレンジされて違和感を伴いましたが、
 本作のオーズは、きちんと映司らしい口調で話しますし、アンクはもっとハマッている。Wの翔太郎とフィリップも上手いし、モモタロスなどのイマジンたちもそれらしく仕上がっている。
 この辺は、懐古趣味だけで作った時代と違い、「ゲームにおける原作再現度」がただのネタを越えたレベルで、いいシナリオとして昇華されているなあ、と感じました。
 まあ、「変身者やパイロットの名前が使われない」という違和感さえクリアすれば、原作ファンが十分楽しめる内容と。


 ビギンズキューブの探索は、Wを中心に、行方不明のキャラ探しをしながら、世界の秘密や、敵の陰謀を知っていく流れ。
 νガンダムZガンダムを除けば、コンパチヒーロー初出の面々ばかりなので、懐古よりも、いろいろと新鮮な気分でプレイできました。


 次のダンジョン「デザートキューブ」や、第3の「アジトキューブ」の話は、また次の機会に。