Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

第2次Z再世篇 攻略感想記(後継機登場編26〜31話)

 35話で、敵の精神攻撃により、「気力70、精神コマンド使用不可」状態にされるシナリオを苦労して、クリアしたところ。
 それはともかく、記事ではちょっと前の復習のつもりで。

第26話「冥府への転落」

 25話で登場したランドと、クロウの会話シーンがいいなあ。
 気のいい豪快な兄ちゃんと、守銭奴で世間通な老け顔兄さん。タイプは違うけど、大人同士で酒を酌み交わしながらの会話は、相手のキャラを尊重しながら友好的に進みました。
 機体を壊してしまったランドは、本業が修理屋なので、お詫びに修理。
 クロウは、我を忘れて暴走したことを謝りつつ、「壊し屋……」と言いかけて、相手の表情が変わったのを鋭く察知。それ以上、踏み込まない如才なさを発揮。
 で、ZONEを封印するためのスフィアの力についての話など、いろいろと語り合う。


 そして、部隊は暗黒大陸から日本へ。
 温泉旅館のくろがね屋に出現した、あしゅら男爵に対して、ボスボロットが今作での初登場。ええと、昔はボスボロットって性能低い足手まといでしかなかったですが、近年のスパロボでは、エースユニットとは言えないまでも、戦えないことはないいぐらいの性能には上がっています。
 少なくとも、初期の紙装甲なダイ・ガードよりは強い。
 どちらも3人乗りの補給機なので、自分にとっては、ライバル格に見えますな。
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 ただ、ボロットは、今回スポット参戦なので、インターミッションで、ダイ・ガードとの性能を比べることができません。
 代わりに、第1次Zのボスボロットと、第2次Z破界篇のダイ・ガードのデータを比べてみますか。
 まず、ボスボロットは基本スペックが「HP4200、EN80、装甲1100、運動性55、照準値130」。
 比較対象として、マジンガーZが「HP6200、EN180、装甲1700、運動性75、照準値145」なので、ボスボロットの低性能ぶりは明らか。


 一方、ダイ・ガードはデータが3種類ありまして、初期型が「HP4600、EN100、装甲200、運動性60、照準値130」。
 何よりも、紙装甲と言われた200が大変なことになってます。ちなみに、脆い機体として有名なスコープドッグのデータを挙げると、競技用の初期状態が「HP3400、EN80、装甲800、運動性105、照準値140」。つまり、スコープドッグの装甲は、ダイ・ガードの紙装甲の4倍もあるわけですな。
 そんなダイ・ガードですが、武装強化されると、「HP5600、EN170、装甲1300、運動性65、照準値140」になります。ホッ、これなら第1次Zのボスボロットには勝ってます。
 最終的には、「HP6200、EN190、装甲1500、運動性70、照準値145」なので、マジンガーにもあまり引けを取らないパワーアップを示していたわけで。う〜ん、ダイ・ガードは弱い、という先入観がありましたが、ちゃんと使ってあげると、底上げされていくのか〜と、攻略本データ読みながら、改めて実感。


 さて、ボスボロットの話のはずなのに、どうしてダイ・ガードのスペック調べに夢中になってしまったのか。


 ええと、このシナリオは、ボスボロットがくろがね屋を守って大活躍の話のはずですが、あしゅら男爵の秘密兵器ケドラの暴走によって、自軍が異次元に飛ばされるという展開に。
 そこに次元獣までもが出現して、ケドラ、次元獣、自軍の三つ巴の戦いになるという怒涛の展開。

第27話「ゼロVSゼロ」

 ケドラ倒して異次元から無事に帰還した自軍。
 スーパー系なシナリオに続いて、リアル系、ぶっちゃければガンダム系の敵の出現シナリオです。
 でも、前哨戦として、タイトルどおり、ウイングゼロの未来予測によって、ギアスのゼロ(ルルーシュ)が危険だと知ったヒイロが、彼の抹殺を図るという展開に。
1/60 ウィングガンダムゼロ (新機動戦記ガンダムW)VSROBOT魂[SIDE KMF] 蜃気楼G・E・Mシリーズ コードギアス 反逆のルルーシュR2 ゼロ
 ええと、自軍はガンダムではなく、ルルーシュの方。
 自分は、ガンダムはチェックしたけど、ギアスの方は番組を見ていない人間なので、スパロボで勉強中。ただし、それほどこだわりがなかったので、あまり鍛えてません。まあ、最低限、回避はできるぐらいですが、攻撃力不足がたたって、ヒイロと五飛のどちらも倒すことができませんでした。ええと、彼らを倒すことが、何かのフラグの条件みたいなのですが、今回は断念と。


 で、ターン経過すると、アロウズの軍勢が出現して、モビルドール部隊がわんさと湧いて来るんですな。
 援護防御しまくるビルゴさんの大群が、非常にうっとうしく、苦労させられました。
 19話もそうでしたが、今作のモビルドールはパイロット性能も高く、回避系のエースパイロットにも平気で当ててくる。おまけに、こちらの攻撃は仲間同士庇い合って、ダメージがなかなか通らなかったりする。
 この辺りから、精神コマンド「直撃」と、マップ兵器の使用を考えるようになりました。
 蜃気楼のマップ兵器の効果範囲も初めて確認したり。近年のスパロボでは、あまりマップ兵器を使わないプレイになってましたが、今作ではどうしても攻略に必要だな、と思いつつ。

第28話「暗黒よりの使者」

 ブラックオックスの顔見せシナリオ。正式参入は、32話ですな。
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 リアル系のモビルドールに苦しめられた後では、単純な力押しのスーパー系の敵は、ホッとします。
 今回、鉄人が初参戦で、スーパー系のレギュラー悪役はロボットマフィアの首領ブランチさんが定番なんですが*1、その背後に、ゴッドマーズ第3部のゲシュタルト(復活ズール)の影が見え隠れしてきた、と。


 ともあれ、このシナリオで、オックスを敵から奪い返したわけですが、今度は正義のオックスが敵に奪われた鉄人を奪い返す32話に続いて行くわけですな。
 鉄人シナリオは、気軽にプレイできるので、ストレスたまらないです。


 なお、このシナリオの途中で、ゴッドシグマが応援に駆けつけてきます。
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 いかにも、スーパーで熱血なシナリオだった、と。

第29話「戦士達の叫び」

 スーパーの次は、リアル系ガンダムの話。
 アロウズの軍勢がアザディスタンを戦火に包み、OOとWの両ガンダムのパワーアップが行なわれる、キツイけど熱いシナリオ。
 名のあるパイロットも多く、敵の数が尋常ではない、と。
 数えてみると、28話の敵数が初期配置24、増援19の43体。
 今話が、初期配置33、増援26の59体。
 つまり、単純な数だけで、1.3〜1.4倍なわけですな。


 その中に、ブシドーさんのマスラオとか、
HG 1/144 GNX-U02X マスラオ (機動戦士ガンダム00)
 イプシロンのストライクドッグとか、
装甲騎兵ボトムズ DX1/18ストライクドッグ with イプシロン DMZ-02
 スザクのランスロット・コンクエスターとか、
1/35 ランスロット・コンクエスター (コードギアス)
 いわゆる主人公のライバル機体が出揃って、大変なわけです。


 そこに援軍として登場したのが、ヒイロの駆るガンダムエピオン。
1/144 ガンダムW ガンダムエピオン
 トレーズ閣下から、ウイングの代わりに預かったエピオン。
 本来なら、サンクキングダムに出現するはずなのですが、今作では、リリーナ王女の完全平和主義に、OOのマリナ王女が賛同し、さらにギアスのナナリーまでもが加わって、リリーナ・マリナ・ナナリーの王女連合が結成されて、舞台がアザディスタンになったわけですな。
 この辺のクロスオーバーには拍手です。


 他に王女(女王)と言えば、ターンAのディアナ様、キングゲイナーのアナ姫、あとグレンラガンの螺旋王の娘ニアもいましたな。相変わらず、王族関係者の多い自軍です。
 スパロボで王女と言えば、他にグレンダイザーのマリア、ベガ大王の娘のルビーナ、ダンバインのシーラ様&エレ様、飛影のロミナ王女、他に誰がいたかな。クロスボーン・ガンダムのベラ・ロナも一応、王女になるかね。
 それと、ライディーンの洸のお母さんのレムリアさんと、エルガイムのクワサン・オリビィも王族になるか。
 当然、魔装機神関係で、セニア&モニカ王女も忘れてはいけない。
 ただ、オリジナル主人公で、王族は今のところいないかな。ダイオージャのミト王子とか、ダイケンゴーのライガー王子みたいに、王族の操るロボってのも見てみたい。今回の敵の聖王機ではなくて、主人公でね。


 王族話はともかく、エピオンに乗ったヒイロさんですが、駆けつけてきたミリアルドさんと機体を交換して、改めてウイングゼロに乗ったり、
 ノインさんのトーラスが援軍に来たり、記憶喪失だったトロワが記憶を取り戻してヘビーアームズ改に乗り込んだり、
 刹那のダブルオーに、沙慈のオーライザーが合体して、ダブルオーライザーにパワーアップしたり、
 果てには、カミーユZガンダムのバイオセンサーが発動したり、アリオスガンダムアレルヤが裏人格のハレルヤと「融合」できるようになったり、
 ガンダム系パワーアップイベントの目白押し。


 で、大量の敵を、ウイングゼロのマップ兵器なんかも駆使しながら、どんどん破壊していく、前半はキツイながらも、後半は爽快になるシナリオだったということで。

第30話「一点突破」

 マクロスFのミシェルと、ガンダムOOの二代目ロックオンことライルがスナイパー対決をするシナリオ。
 ミシェルは先代ロックオンのニールを尊敬していて、双子の弟のライルに対して、微妙なわだかまりを覚えていたり。
 スナイパーの先輩格のゲイン(キングゲイナー)が両者の対立を仕切って、次元獣の弱点を一点突破する競争が展開。


 で、敵はインサラウムで、ユーサー王子の聖王機も登場するわけですが、HP5万を超えるボスだけど、意外と能力は大したことなく、お付きのマルグリット(HP4万弱)より先に倒せる。
 マルグリットの場合は、ユーサーの指揮官効果で命中・回避が強化されているので、結構、当ててくるし、避けたりもする。だから、先にユーサーを倒す方が、相手しやすくなるわけですね。


 あと、このシナリオからオーガスが登場しますが、
パームアクション「超時空世紀オーガス」 01 オーガス
 代わりに、ZONEを封印するために、ランドが一時離脱することに。


 また、次元獣になったエスターが登場するわけですが、彼女を殺そうとするクロウに対して、彼女にギアスをかけたことで「まだ人間の心を持っている」と察知したゼロが止めに入るなど、この辺のクロスオーバードラマもいいなあ。
 ともあれ、インサラウムとの戦いも激しくなり、今のブラスタでは力不足を感じたクロウが、研究所に向かうことに。

第31話「ジ・アンブレイカブル

 主人公メカ・ブラスタのパワーアップが行なわれるシナリオ。
 格闘主体の赤(R)と、射撃主体の青(B)の選択ですが、自分は後者にしました。ブラスタは遠距離援護の機体として使いやすいので、赤色リ・ブラスタは2周目の楽しみに。


 で、機体改造中なので、本シナリオの主人公機は量産機のアクシオの改造型。その機体で、敵のナンバー1騎士のジェラウドの旦那と戦うことになるわけですが、
 勝利条件がジェラウドさんを倒すことだけで、全滅させる必要はないために、さくっと終わった印象あり。
 いや、次のシナリオが「生きていたローレライ加入」があるわけで、そっちを早くプレイしたかったりも。


 昔は、経験値やお金のために、倒せる敵は全部倒すなんて考えてましたが、今は周回プレイで引継ぎができるので、さっさと話を先に進めたほうが効率いいと思うわけで。


 ともあれ、共通ルートはここまでで、32話から35話までが、また地球と宇宙に分かれます。
 アロウズが、衛星兵器メメントモリで、地上の国家を恫喝するようになったため、宇宙部隊はメメントモリ破壊を目指す。で、地上部隊は宇宙部隊を支援するために、相手の気をそらせるための陽動に回る、と。
 まあ、自分はスーパーロボ中心の地上に同行。(つづく)


PS:新機体リ・ブラスタは、スフィアの力を強化するので、パイロットのクロウが我を失って暴走する可能性があるのだけど、それを克服するためのCDSを採用。
 その内容が、守銭奴の彼が無意識に反応する「お金のチャリンと落ちる音」を鳴らすこと(コイン・ドロッピング・システム)。まあ、ちょっとした暗示ですな。
 ええと、NOVAの場合、しんどくてぼんやりしている時でも、必殺BGMのトランペットを聴くと、身が引き締まるようなものか? ある種の効果音や音楽に反応することって、あるよね。
 でも、クロウのことを心配していた仲間たちが、CDSの内容を聞いたときの呆れた反応が面白い。シリアスな中でも、どこかクスリと笑わせてくれるネタを交えてくれるクロウさんが、ぼくは好きです。

*1:スパロボの悪役定番だと、マジンガーあしゅら男爵とかブロッケン伯爵が常連ですが、今作のあしゅらは割と重要人物なので、スーパー系でもやや重鎮扱い。他に定番悪役を挙げると、ゲッターGのヒドラー元帥とか、コンV後期のワルキメデス&ダンゲルとかをよく見るような。昔(ウインキー時代)は、ゲッターと言えばメカザウルスで、コンVと言えばガルーダだったりしたのですが、64を皮切りに、今世紀は百鬼帝国や女帝ジャネラの軍勢をよく見るようになったなあ、と。