White NOVAのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSF、TRPGの趣味と、「花粉症ガールというオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

水戸黄門第43部10話、11話

 ついでに、おまけの水戸黄門です。
 もう、どうでもいいか、とさえ思っている感想記事ですが(爆)、まあ、これがシリーズ最後だと思うと、途中でやめるのも気残りになるので、惰性でも続けていこうかな、とか、いろいろ思ったりも。


 ええと、先週の放送では、ちと焦りました。
 録画して、さあ、見ようと思ったら、変な物が入ってる〜。
 ええ、録画失敗した? 12話は見られないの? だったら、「1話見逃したので、継続意欲が削がれました。だから、ブログ記事もここで連載終了します」と書こうかな? と思ったりもしましたが、
 公式サイトを調べてみると、9月の最終週は特番で放送がなかったんですね。
 さらには、10月の第1週も。


 何となく、水戸黄門って、昔は「特番でも、それだけは放送が絶えることがない」というイメージがありましたが、今はそういう時代でもないんですね。
 まあ、水戸黄門が見られないからって、もだえ苦しむような奴でもないですが*1、それでも、最終シリーズだと思えばこそ、それなりに残したい思いもある。
 いや、本当は、今シリーズ、追跡するきっかけは、「前シリーズの前橋編」*2が震災のために持ち越しになったため。で、「前橋編」見た後は、別に感想続けるつもりもなかったのですが。自分としては、前橋編は最初の方にやると思い込んでいたのですが、元々、「江戸への帰り道」の話なので、どうやら終盤になる模様ですね。
 一応、12月に放送が終わるとのことなので、12月まで「水戸黄門」追跡を続けて、その頃に、「必殺DVD第3シーズン」の話にバトンタッチできれば、当ブログ的には、いい感じかなあ、とも皮算用してます。

10話

 前置き、長くて済みません。
 記事書く前に、いろいろ整理しておかないと、執筆意欲も盛り上がらないので。


 さて、今回、触れる2話は、どちらも共通点があります。
 それは「ご老公に惚れる女性がゲスト出演」というネタ。どちらも、主役は珍しく、ご老公ですよ。
 割と、水戸黄門シリーズのご老公って、達観しているというか、事件の解決役であって、ドラマの中心ではない印象。「指輪物語」におけるガンダルフ、「ハリー・ポッター」におけるダンブルドア校長、「必殺シリーズ」における元締めの印象。仕切るけど、あくまでドラマのメインは、お供の若い人たちというイメージですね。
 そんなご老公の恋バナですよ。ええと、メイン視聴者のお年寄りへのウケ線狙いになるのかな。


 そして、10話のゲストは、大和田美帆さん。ええと、かつての格さんだった大和田伸也さんの姪に当たるとか。
 そんな彼女が、若かりし頃のご老公の愛人だった女性「なつ」の娘の「こなつ」を演じます。回想シーンのなつ役も一人二役で演じていたので、ご老公の立場では、「昔、愛した女性にうり二つの若い娘」との交流話となります。
 「若き日の過ちという身分違いの恋」の末に、涙ながらの別れになった「なつ」さんですが、その娘の「こなつ」が果たして、ご老公の娘かどうか、という点が問題になったりします。
 こなつの方は、目の前に現われた「侍っぽい物腰の越後のちりめん問屋の隠居」が、亡き母のかつての恋愛相手であり、自分の本当の父親かもしれない、という想いを抱きます。父親への思慕とか、母の愛した相手への恋愛感情めいた気持ちも描写され、ご老公としても、まんざらではないけれども、距離を置かないといけないジレンマに苛まれたりするわけで、この辺のドラマは割と面白いです。
 水戸黄門は基本的に、ご老公たちが事件の当事者にはならず、あくまで事件の当事者のゲストキャラを助ける「通りすがりの旅の者」というスタンスなので、親切心から同情することはあっても、一定の距離があったりします。
 けれども、今回は珍しく、ドラマの主体者になってしまった点が新鮮でした。


 さらに、素晴らしいのが、そのこなつさんのお店(味噌作りの職人)の看板を狙う悪徳商人と、その背後にいる藩の偉い方。後者がまたスケベ心丸出しで、こなつさんを狙ってくる。
 これに対して、当然、ご老公が心からの怒りを示して、悪党退治するわけですな。こういう「感情剥き出しで正義を示す」ドラマというのは、単なるお役目としての悪党退治よりも、好感が持てるというもの、です。もちろん、感情を暴発させないぐらいの自制心を備えたうえで。


 そして、ご老公は、こなつさんの思慕の情を理解しつつも、「自分を育ててくれた義理の父親を大切に」という言葉を残して、娘に別れを告げます。
 この心の交流と、自制心が、まあ、ご老公の達観した優しさの表明かな、と、少ししみじみ。

11話

 ご老公に惚れる女性第2弾、ということで、次のゲストは中村玉緒さん。
 ええと、ゴーカイジャーさとう珠緒ゲストといい、「たまおづくし」と感じてもいたんですが、まあ、それはさておき。


 中村玉緒さんと言えば、必殺ファンとしても、なかなか忘れられないキャラですな。
 初代元締めの音羽屋さんの奥さんからスタート。
 そして、「必殺仕置屋稼業」では、自ら元締め格の髪結いおこうを演じます。中村主水を裏稼業に戻し、そして「この仕事をずっと続けなはれ」という運命的な名言を残して、散った女性なわけで。
 その後、彼女の父親が、「必殺仕事人」の鹿蔵とっちゃんだったりもして。
 さらには、「暴れん坊将軍の母親」役とか、時代劇界においては、大御所的な女性となってます。


 そんな彼女が、ご老公に惚れたりもしながら(若い時の恋人に似ているとかいって)、「老人嫌いの殿」と対決する話だったりします。
 しみじみとした10話に比べて、こちらは全編コミカルな話。
 もう、ご老公よりも玉緒さんのパワーで、物語が展開されます。
 その分、水戸黄門らしい話ではないな、と思うんですが、まあ、うまくゲストが老公たちに絡みながら、引っ張って行っているので、変化球でも完成度は高い、と思ったりも。
 傑作ではないけど、力の入った佳作という評価。

*1:これが必殺とか、SHTとかだと、一週見られなかったら、もだえ苦しむというか、視界が霞がかったような気分になるでしょう。それらの番組は、自分の基本栄養素。でも、水戸黄門はそうじゃない

*2:故・田中実氏のゲスト出演とか。