勢いだけで始めた当記事も、しばし間が空きました。
勢いが途切れてしまうと、書くネタにも飽きました。
いや、さすがに「アンデッド」話を延々と書いていると、ふと我に返ったときに、「年明け早々の新企画が亡者話かよ。辛気くせえ」なんて思いも、ふつふつと湧き上がってきて、いい加減、終わらせた方がいいかな、と。
さらに言えば、この後に控えている「ヴァンパイア」。書く内容をあれこれ吟味していると、ゾンビ以上に膨れ上がることに気付きました。「ヴァンパイア」だけで、(その5)は軽く達成できてしまいますよ。そうすると、「アンデッド」だけで10を超えてしまいます。
だったら、「ヴァンパイア」は別項目にしよう。うは「ヴァンパイア」のう、で行こうと思った次第。濁点は気にしないように。
その後、残ったアンデッドは、こは「ゴースト」のこ、で収める所存。
そういうわけで、「アンデッド」話は今回で、一応の幕。
お題は、スペクターでございます。
スペクター
冥闘士と書いて、スペクターと読む。ええ、別に間違えたものは貼り付けていませんとも。
ついでに今だと、こういうのも貼り付けたくなります。
ええと、インスペクターを「スペクター」の範疇に入れるのはダメですか? 特に、メキボスなんかは一度死んだと思わせて、蘇ってくる(サイボーグ化だけど)ので、十分、アンデッドの資格あり……かな。
まあ、そんなことを言うなら、この人もそうなりますが。
言葉遊びでよければ、
仮面ライダーバースが、何となくウォルターに似ていたり。
さんざん脱線してますが、実は「スペクター」というアンデッドをネタに何かを書け、と言われても、あまり書けません。
ゲームマスターとして登場させたこともないし、プレイヤーとして戦った記憶も残ってない。ゲームのデータとして知っているに過ぎないわけだから、書くことが少ないんですね。
じゃあ、そのデータ部分なんですけど、能力的に「レイス」の上位バージョンの霊体モンスターというだけ。
レイスでは曲がりなりにも効いた銀の武器が無効で、魔法の武器のみですね。さすがにスペクターが登場するぐらいのレベルになると、魔法の武器もパーティー全員が持っているでしょうから、あまり有利な特徴ではないかも。
それより厄介なのは、エナジードレインで、「2レベルも」下がってしまいます。
でも、結局、レイスと外見上、何が違うの? と言われると困ってしまいます。レイスは「青白い人型のもや」ってことは、ガス人間と液体人間を足して2で割ったような外見?
何となく、液体人間もアンデッドモンスター? な気がしなくもありません。
一方のスペクターには、外見上の記述がD&Dの方には書いてありません。
仕方ないので、より高レベルルールの「アドバンストD&D」のモンスターデータを引っ張り出してきます。すると、あった。「半透明の存在として現われ、ハウントやゴーストとよく混同される。生前の外観と服を着用しており、かつての友人や、以前の姿の肖像画を通じて判別できる」そうです。
つまり、レイスは生前の姿が分からないので、友達がアンデッドになっても、個体識別は不能。でも、スペクターの場合は分かっちゃう、と。それでも、スペクターの方は「生前の個人的な人格は消滅する」、かつ、「獲物を罠にはめるだけの知性は残している」ので、まあ厄介なことです。
AD&D
さて、せっかく懐かしいルールブックまで引っ張り出してきたので、そういう話もしておきましょう。
一応、うちも、こんなゲームの攻略感想記事を書いていたなあ、と思い返しつつ。
で、アンデッド絡みですけど、ターニング・アンデッド表で、AD&Dの物は、D&Dの物と微妙に異なっています。何が違うかといえば、AD&Dでは、グールとワイトの間にシャドーが、ワイトとレイスの間にガストが挿入されています。これら2つについて話して、アンデッドの項目を終わらせておきます。
シャドー
影道と書いて、シャドーと読む。ええ、別に間違えたものは貼り付けていませんとも。
特撮ファンとしては、こういうものもイメージソースとして貼り付けたり。
まあ、カゲスターおよびベルスターはアンデッドではありませんが、「影の魔人」としての能力の一部は、アンデッドモンスターのシャドーに通じるものがあったり。
あ、シャドーだったら、こっちも忘れちゃダメだ。
話を戻して、このシャドー、D&DとAD&Dでは、扱いが異なるのがややこしいです。
D&Dでは、「アンデッドモンスターではないので、クレリックにターンされることはない」とありまして、
AD&Dでは、「クレリックにより、ターン可能である」とある。
両方プレイしたゲーマーなら、どっちやねん、とツッコミたくなること受け合い。
シャドーの特徴は、影のような外見で、相手のストレングス(筋力)を吸収します。まあ、レベルを吸い取られるよりはマシで、しかも吸われた筋力は時間が経てば回復するので、割と扱いやすいアンデッドと言えます。
そして、めったにないことでしょうが、ストレングスを吸い取られすぎて、0になってしまったキャラは、シャドーの仲間入りを果たします。
White NOVAだったら、晴れてブラックNOVAになるわけですね。いや、そのままでもワイトNOVAじゃね? とアンデッド扱いされたこともあるのですけど。
一番、衝撃的だったのは、教え子から「先生って、何だか吸血鬼っぽいなあ。色白だし、目、赤いし……」って言われたこと。いや、確かに夜行性だし、そのときはたまたま目が充血してたんだろうし、昔、何かの芝居で吸血鬼らしいコスプレをしたこともあるけど……って、そこまで条件そろってんなら、吸血鬼って言われても不思議じゃない?
ちなみに、右の歯だけ八重歯だったりもする(苦笑)。
で、今、八重歯で検索してググってみたら、今度の戦隊のピンクのブログに偶然、行き着きました。キャラ名「アイム・ド・ファミーユ」とは、またファンシーな名前ですな。
ここで一足先に会ったのも何かの縁ということで、八重歯つながりで応援してみましょう。
ガスト
どうでもいいネタから、思わぬ発見をしてホクホク顔で、アンデッド最後の項目です。こいつがまた紛らわしい存在で、プレイヤー用ルールには「ギャスト」と書いてあるのに、ゲームマスター用のモンスター集には「ガスト」と記されていて、英語のつづり(Ghast)から推測できない者を混乱状態にさせる元でした。どっちかに統一しろよ、と。
いや、まあ、当時はさすがに英語がろくに読めない者は、AD&Dに手を出さなかったでしょうけど。
なお、ガストと言っても、ファミリーレストランの名前じゃありませんよ。と、お約束のボケは置いておいて、「グールの上位モンスター」です。
特徴としては、「息がくさいので、対毒抵抗判定に成功しないと、攻撃を命中させるのにマイナス2のペナルティー」。まあ、死体なので腐臭がするというのは納得するんだけど、下手な演出をしたら爆笑されそうですな。
グールよりも、息が臭いガスト君って、加齢臭に悩まされているお父さんみたいで、どこか侘しいものを感じます。
……って、侘しいままで終わったら、イヤなので、ゴーカイピンクのついでに、ゴーカイイエローも検索してみましょ。
キャラ名「ルカ・ミルフィ」で、ブログはこちら。
まあ、普通かな。しかし、今度の検索で見つけて、一番ぶっ飛んだのが、ゴーカイレッドのキャラ名「キャプテン・マーベラス」。そうか、キャプテンかあ。チーフとか、殿とか、に続いて、キャプテンなんだね。
でも、名前では呼ばれないの? マーベラスって、どう呼べばいいのか? ええと、「マーベラス、チェンジ・レオパルドン」とか変形しないかな。だったら、通称レオだけど、それじゃパワレン版ギンガレッドだ。
ちなみに、ブルーは「ジョー・ギブケン」、グリーンは「ドン・ドッコイヤー」らしい。グリーンもインパクトあるけど、レッドのキャプテンにはかないません。
ということで、もはやアンデッド話はどうでもよくなって、海賊戦隊に気が行ってしまったNOVAでした。
PS:次のネタは、アンデッドの次だから、「イマジン」のい、か? いやいや。