White NOVAのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSF、TRPGの趣味と、「花粉症ガールというオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

MM9・11話感想

 ええと、どうして、この時期にクリスマスの話?
 本来の放送時期は、1クール後の予定だったのに、ずれちゃったとか?
 別に再放送でもないのに、季節を外したネタに、少々とまどいを覚えたり。


 で、季節ネタを除けば、独り身で何となく寂しいミカヅキさんが、昔遭遇した1999年のM1号「スカイウォーカー」のことを回想したり、夢想したりする話になるわけで。
 ええと、M1号ってのは、「ウルトラQ」に出てくるゴリラみたいな人工生命体で……というボケは置いておいて、
 この世界の怪獣は、台風と同じように毎年1番から順に番号が付けられるんですな。
 「スカイウォーカー」は1999年1月に、淡路島や神戸に壊滅的な被害を与えた謎の怪獣ということで、年号の差異はあれど、「阪神・淡路大震災」のパラレルワールド版。
 で、ミカヅキさんは、被災経験を持つ女性であり、その時の経験が原因で、有能なキャリアウーマンの仮面の下に「破滅願望を秘めているのでは?」的なドラマも展開されます。


 まあ、一部の人にとっては、阪神大震災ノストラダムスの終末予言を関連付けて考えたりもしたわけで、そういうネタを気特対の機動班班長・灰田も「若気の至り」ということで語ったり。
 ええと、ノストラダムスの予言が実現しなかったのは、本来7月に出現して「恐怖の大王」になるはずだったスカイウォーカーが、半年早く出てきてしまったためとか、「青臭い妄想をしてしまって、恥ずかしいよな」とミカヅキさんに語るシーンは、いいなあ、と。
 そう、ノストラダムスとか、懐かしいノスタルジーネタで語るのが普通のセンスなんだよね。でも、現実に不満とか感じている人は、そういう破滅ネタ、世界の終末願望を心の底で抱き続けていて、それがふとした時に漏れ出たりする。
 そういうことを著書で研究していた「と学会会長」が、この作品の原作者なので、まあ、こういうネタもありかな、と。


 ただ、ミカヅキさんは破滅願望を否定するところが、この作品らしい希望。
 自分にとって、クリスマスが「特別に嬉しくない日」だとしても、「他の人がそれを楽しむのを不満に思う」わけじゃないことを宣言。
 むしろ、「他の人の楽しみを邪魔しない」ために、ちょっとした配慮をした、との述懐もあって、そういう微妙な心情吐露はいい感じです。
 大人的に、もやもやした想いを抱えながらも、それに過度に流されることなく、適度に処理して、現実に向き合う彼女の姿にシンパシー。


PS:この番組も残り2話の前後編で終了。1話の卵に異変が起こって、大怪獣災害に発展する話?