「スティング」というと、「つらぬき丸」と訳したくなる自分がいます*1。
他には、「種Ｄガンダム」のスティング・オークレイなんて出てくるでしょうか。キャラクターのファンではないけど、乗機のカオスガンダムは普通に好き。
で、今回は、タイトルどおり、スティングことクリス・ラミレスがどんな奴なのかを示した一話。
同時に、レンがトラストにとどめを刺せなかったり、ラストでスティングへのファイナルベントを外したり、戦士として非情になりきれなくなっている弱点をかいまみせた回。
レンについては原作どおりと言えば、そうなんですが、
ＤＱＮな性格で視聴者の大多数（？）に嫌われていたガイにとどめを刺せなかったことで、「蓮はヘタレた」という印象を強烈に与えた……まあ、そういう昔の記憶に比べると、
今回は、ブラッドの事情も、クリスの体の弱さもレンは知っており、「同情する余地は十分にあるから、レンがヘタレた、とは思わせない。むしろ、武士の情けみたいに見える」というのが、自分の感想。
武士といえば、今現在、レン、いや声の人の蓮は、大河ドラマで土方歳三です。
そして、クリスは、戦いながら咳き込むところが、何となく沖田総司。
う〜ん、するとキットは、戦いを止めようとするところが龍馬っぽくて、ドリューは詐欺師なところが……って思いつかん。『龍馬伝』に詐欺師キャラっていたっけ？ 一時期、岩崎弥太郎がそんな感じだったけど。
他に、女流記者とか、ゼビたんとか、ＪＴＣなんかに相当する幕末キャラがいれば、コメントくださいませ。
ちなみに、現在、人斬り以蔵こと電王・良太郎は、土佐藩に捕まって、拷問受けております。氷川誠は、神戸で龍馬とともに船乗りの訓練をしていたところ、訓練場が閉鎖されて、さあ、これからどうしよう？ という状態。
以上、寄り道ながら、『仮面ライダー龍馬伝』でした。
「オレの占いは当たる」
いや、特に深い意味はありません。でも、その昔、『仮面ライダー占い』って本が出てまして。
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『ガンダム占い』は続刊もいろいろ出たのですが、『ライダー占い』は一冊で終わってしまいました。
どうでもいいことですか。
ええと、手塚海之ならぬクリス・ラミレス君は占い師ではなく、海兵隊員の成り損ない。病弱設定は北岡センセ譲り。性格は、ブラッド同様、真面目で一本気が強くて頑固だけど、線が細い感じですね。
ゼビたんには、「国家のために、侵略者の異星人と戦え」とスカウトされました。いつもどおり、鮮やかな詐欺師っぷりでございます。こちらこそ、龍馬伝キャラに置き換えるなら、近藤正臣氏演じる土佐藩主・山内容堂公を彷彿とさせますな。
近藤さんといえば、特撮ネタより、必殺ネタをいっぱい語りたくなりますが、ネタを探しにＷｉｋｉを見ると、仮面ライダーの初期企画『十字仮面（クロスファイヤー）』で主人公・本郷猛役に決定したけど、スケジュールの都合で藤岡さんに変更されたそうな。う〜ん、すると、パラレルワールドでは、近藤正臣氏が「ライダー変身」とか言っていて、その後、「寄らば斬るぞ」とかチャンバラを披露していた可能性もあるわけですな*2。
う〜ん、「ゼビたん」→「山内容堂」→「近藤正臣」→「仮面ライダー」と遠回りに寄り道したけど、うまく戻ってきましたね。頭の中身が仮面ライダーのうちに続きを書きます。
確か、デネブに裏切りを看破されたウラタロスが、バイクで逃走。デネブは、キバットに追跡を命じたものの、ウラタロスは何とか逃げ延びた……と、こんな感じでしょうか。今、ＮＯＶＡの頭の中に浮かんでいる映像と、昨夜テレビで見た映像が大幅に食い違っているような気もしますが、音声の部分は合っているし、まあ、仮面ライダーということで間違いないからＯＫと。昨年流行った、いわゆる「リ・イマジネーション」という奴ですな。
こういうネタは、ストライクがウイングナイトと戦ったりすると、「最強コウモリ決戦」と題して、遊べそうだったり。
あと、印象的だったのは、ブラッド。
レンに命を救われて迷いが生じたのか、自分の過去の栄光の映像を見ながら、「ブラッド・バレットは試練に勝つ」と自己暗示を掛けております。戦う前に、こういう儀式めいたシーンがあると、深いなあとも思いますね。
「バトルクラブ」と考えていたときは、ただの競技だと思っていたから軽い気持ちだったのに対し、今のブラッドは「ライダーバトルが、自己の存在を賭けた死闘（設定上、殺し合いではないけど）」と理解しています。そして、相手は自分の命を救ったりもする「尊敬すべき人格を持つ相手」。それでも、自分の栄光を取り戻すためには倒さなければならない。
自分の中で覚悟を決めたブラッドの描写として、特筆しておきましょう。
最後に杉田コーナー。
書き損じて今、気付いたマヤヤンを初め、ＤＫの女性キャラ特集。
声優の吹き替えは、ほとんど杉田さんです（笑）。野太い声で話すマヤヤンとか、ミシェルとか、レーシーとか、先行紹介のケイスとか、サラとか出てきましたが、最強女性キャラは「彼女の店がないと、マヤヤンやキット、レンがうまく合流できなかったかもしれない」という理由で、グレースおばさんに決定。
それと、杉田さん、「ケイスの正体を確かめたければ、２１話以降を見ろ」と言ってましたが、地上波は当面、あと２話で終わりなんですけど（苦笑）。
１５話以降も、放送する予定はあるのかな。ケイスとか、イメチェンしたマヤヤンとか、是非見たいですとも。
*1:『ロード・オブ・ザ・リング』に出てくるホビット・フロドの剣が「つらぬき丸」。英語が「スティング」だったりします。
*2:って、パラレルワールドを想定すれば、どんな可能性だって妄想の出てくるかぎり、出まかせを言いたい放題になることに、書いてから気付く。やりすぎると現実が見えなくなりそうなので自粛します。
