商売人の後塵を廃する形になって、4月に突入してしまいましたが、NEOの追跡も最終記事を書いてしまいましょう。最後ですので、スペシャルゲストとして、赤王さんにも来てもらうとして。
第12話「グランデの挑戦」
★登場怪獣:ゴモラ リトラ レッドキング
★登場宇宙人:キール星人グランデ アーマードメフィラス アーマードダークネス
赤王「いよいよオレサマの出番だな」
NOVA「ああ、そうでんな」
赤「何だ、その気の抜けたような返事は?」
N「いや、仕事の後やからな」
赤「何の仕事だ! 何の?」
N「もちろん、受験産業やがな。どうせだったら、受験生仕事人の西順之助の画像を貼り付けたかったんやけど」
赤「そのネタはもういい。大体、散々、追悼記事とか書いてたんだろう。もう、書くことはないはず……」
N「そんなこた、あらへん! まだまだ、いろいろ書き足りへんぐらいや! 何なら、ここも今から必殺記事にしてやろか!」
赤「お、おい、落ち着け。そんなことをしたら、ここを見てる大怪獣バトルファンの抗議が殺到するぞ。必殺とウルトラ、どっちが大切なんだって」
N「……もちろん、両方や。証拠に」
赤「こら、どさくさ紛れに違うもん、混ざってるだろうが!」
N「いや、これでええんや。桜井浩子さんと言えば、商売人の最終回に出ていたことは、前回のブログにも書いた」
赤「だから、いい加減、そのネタ、勘弁してくれ。せっかくゲストに登場したのに、こんな話ばっかりじゃ、何のためにオレサマが来たんだか」
N「あんたに泣きつかれたら、しゃあないな。とにかく、この話はレイVSグランデ、ゴモラVSレッドキングの戦いが目玉というわけで。でも、あんたが負けたんだよな」
赤「途中まで、いい試合だったんだよ。俺のこの手が真っ赤に燃える、勝利をつかめと轟き叫ぶ、ばぁくねつレッドナッコー! まで披露したんだよ」
N「敗因は何やと思いまっか?」
赤「昔、オレサマのファンの人が言ってたじゃないか。『主人公補正ですね。そうでなければ納得できません』って」
N「なるほど、主人公補正か〜。こうなったら、グランデを主人公にした外伝が作られることを願うしかないよな。大怪獣バトルトリロジーとか言って。ええと、文字どおりエピソードレッドは、あんたが活躍する話にして」
赤「ブルーや、イエローはどうするんだよ」
N「ん〜と、イエローはエレキングかなあ」
赤「まあ、あいつも、せっかく主人公守って、けなげに散ったのに、劇場版では悪役に貶められて、不遇な扱いだったからなあ。供養のためにも、主役編は欲しいところだ」
N「実現するかどうかはともかく、ファンが頭の中で妄想する分はかまわんやろ。ブルーは……」
赤「アボラス?」
N「見かけは、あんたとあまり変わりばえせんから、ボツ」
赤「だったら、他に青いのは……」
N「ケイト姉さん主人公で、ゼットンかいな*1」
赤「うおっ、それはご主人のグランデ様が見たい、と言っている。美人の姉ちゃん紹介しろよって」
N「主人公の美人の姉ちゃんの話といえば、電王トリロジーのレッド編もそうやねんけどな」
第13話「惑星崩壊」
★登場怪獣:ゴモラ EXゴモラ リトラ ミクラス レッドキング EXレッドキング
★登場宇宙人:キール星人グランデ アーマードメフィラス アーマードダークネス レイブラッド星人 ウルトラマン ウルトラセブン
N「最後やから、オールキャスト登場って感じで並べてみた」
赤「おお、壮観だな。だが、それよりも、さっきの記事は何だ? ダベってるだけで、肝心のストーリー紹介をしてないぞ」
N「あ、そうやった。ええと、レイブラッドの怪電波を察知したレイとペンドラゴン一行は、最後の決着をつけるために、現場に急行した。その途中で、グランデが宿命のライバルとして立ちはだかったので、彼の操るレッドキングをコテンパンにやっつけた……でええんかな?」
赤「いいわけあるか! オレサマは、ゴモラと熱い漢の激闘を繰り広げ、拳と拳の激突を通じて、友情を勝ち得たわけだ」
N「友情というより、美人の姉ちゃん目当ての下心にも思えるんやけど」
赤「それは、ご主人さまの照れ隠しなんだよ」
N「あのキャラが、照れるような玉かいな?」
赤「うう、だったら、愛に目覚めたということで、どうだ? 二人のこの手が真っ赤に燃える、幸せつかめと轟き叫ぶ! こういうシナリオなら問題ないだろう」
N「大いに問題あると思うけどなあ。まあ、グランデさんも最終話はどこかツンデレっぽかったわけやし。それはともかく、メフィラスや、メフィラス。前回のラストは、ゴモラの前に死んだと思われてたメフィラスが立ちはだかって、つづいた、と」
赤「それなら、ペンドラゴンが途中、エネルギーフィールドに遮られて、レイと引き離されたことも言っておけ。メフィラスのドラマに掛かってくる」
N「確かにそうやな。メフィラスは、ゴモラとの戦いの結果、レイブラッドの宿るアーマードダークネスの呪縛から解放された。そのことに恩義を感じて、ペンドラゴンの援助をするんやね。律儀なキャラ性を示して、大いに株を上げたと」
赤「ゴーストリバースでは、ただの悪役だったがな」
N「まあ、それはともかく、ラスボスのアーマードダークネス戦では、グランデも駆けつけて、EXゴモラと、EXレッドキングの協力プレイが見られたのは燃える展開。まさにライダーツインマキシマムって感じやね」
赤「ライダーじゃないがな。主人公補正に、最強のレイオニクスパワー、さらに支援砲撃に駆けつけたペンドラゴンの絆も加わって、これで倒れん敵はいないだろう」
N「まさにそうや。最後は、ここまで仕込んだ段取りを一気に爆発させるクライマックス、と」
赤「これで、オレサマの役割終了。でも、ラストの脱出の際、しぶといレイブラッドのゴーストパワーが追いすがってくるんだな、これが」
N「この辺は、前作ラストのキングジョーブラックみたいなもんやな。ウルトラマンとウルトラセブンの顔見せのために必要な儀式やで。ここで、ウルトラマンが出現することで、前作で惑星ボリスの崩壊とともに行方不明になっていた話も解決。やっぱり生きていたウルトラマン、そして今回重要な役割だったセブン、2人が駆けつけて、レイブラッドの怨念を撤退させることに成功、と」
赤「何だかんだ言って、ウルトラシリーズだからなあ。ヒールたるオレサマたち怪獣は、人間や光の国の戦士の活躍を立ててこそ、物語が締まる。悔しいが、そういう役目だってことは十分承知している」
N「まあ、あんたもエレキング同様、この後の劇場版では、ただの敵役になっちゃうからなあ」
赤「合体怪獣の一部ってのは、個性を剥奪された感じで、オレサマとしては気に入らんのだが」
N「ロボットと違って、怪獣の合体には、自分もあんまり燃えへんわ。こいつとか」
赤「ま、デビルガンダムみたいなもんと思えば、納得……できんか」
N「むしろ、グランドマスターガンダムって感じ? ロボでも、悪役はグロテスクなキメラみたいになるよなあ」
赤「いや、正義でも、キメラはキメラだろ?」
N「う〜ん、これはこれで、トラドリルとエビバサミに燃えるからOK。テイスト的には、これやからね」
赤「合体談義をすると、長くなりそうだなあ。オレサマは、これで帰るぞ」
N「赤王さん……また……会える?」
赤「いや、それは約束できない。だが、オレサマは宇宙のどこにいようとも、いつもお前たちを見守っている。みんなの心の中には、いつもオレサマがいることを忘れないで欲しい」
N「うん、さよならEX赤王さん」
……何だろうね、このオチ(苦笑)