Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

大怪獣バトル感想(NEO4話)

 さらに続きです。
 今夜じゅうに完成させるぞ、と。

第4話「困惑の再会」

 登場怪獣:ゴモラ、ドラゴリー、アントラー
 登場宇宙人:ペダン星人(ダイル)、メトロン星人ババルウ星人
ウルトラ怪獣シリーズ56 アントラーウルトラ怪獣シリーズ45 ババルウ星人


 さて、前回、ナックルのあまりの卑劣ぶりにキレちゃったNOVA、いやレイ。
 自分、主人公に感情移入しすぎだ。


 クマさんが妙に詳しいガルベロスを撃退すると、隊長の元を去ります。
 そこに登場するのがメトロン星人。ええと、Jrの方じゃないよ(たぶん)。ドラゴリーを操っているけど。
 超獣だから怪獣より強いはず、と自信を持っていたメトロンですが、暴走レイモンとゴモラの前に全く敵わず、戦意喪失。ドラゴリーを回収します。
 でも、怒りが止まらないレイモンは、レイオニクスのメトロン本人に暴行を加えます。さすがに、ここまでは感情移入できないなあ。戦意を喪失した相手をなぶるほど、鬼にはなれないや。


 何とか逃げ出したメトロン君。プライドを傷つけられ、雪辱を誓いますが、その顛末はまた次回。


 一方のペンドラゴンは、ダイル君の導きのおかげで、惑星ハマーに到着します。
 やった〜、これで隊長と合流すれば、承認を受けて、ペダニウムランチャー撃ち放題だぜ〜! とは誰も思いませんが*1、とにかくチームが合流するのは嬉しいってことで。
 だって、チームが分かれると、やっぱり書く量が多くなるもん。早く合流してくれ。


 そんなNOVAの想いを踏みにじるように、合流を邪魔する怪獣あり。その名はアントラー
 航空機の機能異常を起こさせる磁力光線を放ち、ペンドラゴンを(そして1話のゴースタードラゴンも)不時着させたわけで。
 アントラーを操るのは、ババルウ星人。目に付いたヒュウガ隊長をレイオニクスと勘違いして、戦いを挑もうとする慌て者。そして、レイオニクスじゃないと分かると、「レイオニクスじゃない者が、この星にいるな!」と理不尽な因縁をつけて殺そうとします。
 そこへ駆けつける、いや、表現違うな。ノッシノッシとおもむろに登場するゴモラ。何だか他の怪獣の体の残骸を担いでおります。その暴走っぷりをスプラッター場面を描かずに想像させる演出。人間なら、衣服が血で汚れた加害者の姿を見せたら、実際の殺人場面を描かなくても、後はセリフだけで十分、視聴者にアピールできるようなものか。まあ、ゴモラの場合は、暴走して赤いから、血まみれなんて表現できずに、怪獣の残骸なんて即物的な物になっちゃったんだけど、演出意図は十分伝わります。


 そして始まるレイオニクスバトル。
 バトルの連続で消耗していて、ピンチになるレイですが、遅まきながら飛来したペンドラゴンの支援攻撃とか、いろいろあっての逆転勝利。
 まあ、アントラーの方も、ゴモラの血中鉄分を引き寄せる磁力光線という「何て便利な少年漫画的ご都合主義設定」を披露してくれて、バトルを盛り上げてくれました。こういう理屈、へ理屈で、能力の拡大解釈をする作風は、バトル物では結構、好きですね。「そりゃ物理的におかしいだろ」とかいうツッコミも含めて。理屈も何もなく、精神論だけで形勢逆転するのはイヤ。


 ババルウ星人は逃亡して、敵を失ったレイは、ヒュウガ隊長に襲い掛かります。もう闇雲状態ですね。
 駆け寄ってきて、レイモンを撃とうとするハルナを、隊長は制止しながら事情を説明します。
 そして、本作にて「困ったときのアイスラッガー」という奇跡アイテムが発動。レイの暴走に干渉して、意識を失わせることに成功。
 ようやく、メンバーが集結するのでした。

*1:これがスパロボみたいなゲームなら、「何で強い新兵器が自由に使えないんだよ。わざわざ制限なんて付けるなよ」と思いがちですが、ゲーム感覚でドラマを見ると、また違った視点が味わえる代わりに、本来持つべき情操に異変が生じる可能性も。ま、「これはゲーム感覚」「これは普通のドラマ感覚」と視点変更がコントロールできるならいいんだけど、「ゲームしかしない」となるとねえ。やっぱバランスは大切ってことで。