Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

大怪獣バトル感想(3話)

 スーパーショッカーに、ゾル大佐に、ハチ女……冬の劇場版情報に期待中。
 ……って、あれ?
 記事違い? 
 ここはライダーじゃなくて、ウルトラゾーンでした。


 だったら、ウルトラショッカー*1に、ボーディンガー大佐*2に、ゲスラ*3だったらいいのかな。
 いや、ちょっと無理矢理すぎた気がする。
 しかも、ここまで、本編記事よりも、脚注の余談の方が異様に長いし。
 記事の方向性が、今回、おかしいですぞ。何ですか、これ? スタートから、あらぬ方向(アンバランスゾーン?)に突っ走っています。
 ウルトラQのオープニングテーマがよく似合う記事になってしまいました。今夜はテンションが高いので、何が飛び出して来るか分かりません。


 それでも、まあ、気を取り直して。

第3話「透明怪獣襲撃!」

 ドラマ的には、ツンデレ萌えを楽しめます。いや、まだデレまでには至っていないので、ツン微デレってところですな。


ハルナ「私はまだあなたを完全に信用したわけではないわ。それと……あんたって気安く呼ばないで。副長と呼びなさい」
ヒュウガ「どうやら、レイをクルーの一員と認めたようだ」


 期待のルーキーを、敵視する有能な先輩キャラってのは、多くのドラマで見られるパターンですが、
 昔は「熱血主人公」にツッコミ入れるのは、「クールなハンサムボーイ」のお仕事だったのに対し、最近は「クール美女」が担当することも多くなっています。
 いわば、戦隊でいうところの「ブルー」と「ピンク」の役どころを兼ねたのが、ハルナ副長となるのでしょう。まあ、女性にしてサブリーダー(さらにどこか一匹狼)というのは、戦隊では初のダブルヒロインを採用したバイオマンからの伝統でもあるのですが*4


 ともあれ、「謎の人物であるレイ」を、誰かが疑わなければ、ペンドラゴンのクルーは、プロらしからぬお人好し集団と化してしまいます。よって、連続ドラマの組織としてのリアリティーを考えるなら、必然的に「レイが疑われるエピソード」は必要と。
 ただし、いつまでも疑われたまま、和解がなされなければ、ヒーロー物としては爽快感に欠ける、ということで、今回の話は、必要な要素をきちんと仕上げた佳作と言えるでしょう。

地底怪獣頂上決戦……みたいなもの

 ええと、今回の話はあくまでドラマメインなので、1、2話のお祭りに比べると、怪獣バトルはやや地味な感じです。


 それでも、冒頭で戦うグドンVSネロンガに、燃えることは変わりありません。
 怪獣燃えと、ツンデレ萌えの、一粒で二度美味しい話と考えれば、文句は言えるはずもない。
ウルトラ怪獣シリーズ12 グドン地底怪獣 グドン
 グドンと言えば、ツインテールだろう、という気持ちはよくよく分かりますが*5、今作では相方との共演ならず。まあ、メビウスで実現しましたからね。そうそう何度も同じパターンを見せても、飽きが来るってことで。
 でも、最近、グドンって、登場するたびに、かませ犬化が進行してますなあ。ボガールに喰われたり、ゼットンに焼かれたりした挙句、とうとうネロンガにまで、やられる始末*6。あ、もしかして、「ネロ何ちゃら」はグドンの天敵って裏設定があるとか? 


 で、そんなグドンを倒したネロンガです。
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 いやあ、フランケンシュタインと戦う勇姿が格好いい……って、まあ、お約束のボケですな。
 で、そのネタをやるなら、一通り並べてみるのが、怪獣ファンの嗜みってやつで。
ウルトラソフビ シリーズ第2弾 80cm パゴス1/6シリーズ Capsuie Monster EX  初代レッドキング&マグラー ブラックVer.セット 300セット限定ウルトラソフビSTシリーズ第5弾 30cmガボラ ソフビドール完成品 ひれ開きタイプウルトラソフビSTシリーズ第5弾 30cm ガボラ ソフビドール完成品 ひれ閉じタイプ
 マックスの「ゲロンガ」も探してみたのですが、さすがに見つからず。
 仕方ないので、これで代用。
ウルトラ怪獣シリーズ32 ネロンガ
 ……って、代用も何も、ネロンガですやん。ネタばかり振ってからに、本筋を見失ってどうする?


 本来、ネロンガって、パゴスからの改造ネタを除けば、比較的地味な怪獣でした。「透明化」と「電撃」という特殊能力は多彩なのですが、ウルトラマンにはそうした攻撃が全く通用せず、また「侍に倒された」という言い伝えのために弱いイメージが付きまとっていました。
 でも、今、考えると、その侍、村井強衛門(むらい・せいえもん)って、実はこういう人だったのかもしれません。
侍戦隊シンケンジャー
 志葉家に仕える侍であった村井は、折神の力を駆使して、ネロンガを倒した……と考える(妄想する)なら、ネロンガだって弱くない、と言えるのでしょう。
 それに、まあ、人間でありながら怪獣を倒した方々って、特撮界には結構、いますからね。
仮面の忍者 赤影 第三部 根來篇 [DVD]
 忍術とか、妖術とか、アイアンベルトを使えば、決して不可能ではないかな。


 ともあれ、村井さんとウルトラマンに倒されて、その後、怪獣墓場などをさ迷った挙句、惑星ボリスに転生したネロンガは、グドンを倒して、地底怪獣の王者ゴモラへの挑戦権を獲得します。
 元祖地底怪獣(バラゴン)の系譜を受け継ぐネロンガが、テレスドンやゴルザなど数々の地底怪獣を倒してきたゴモラにいかなる戦いを挑むか、が注目されたカードですが、ここでスペシャルゲストに来てもらいました。
ウルトラ怪獣シリーズ51 EXレッドキング
 ええと、「レッドキングさん」と呼ぶのも変ですから、ここは擬人化して「赤王」さんとでもお呼びしましょう。


赤王(CV関俊彦)「勝手にオレサマを擬人化するんじゃねえ」
NOVA「いやあ、先週レッドキングファンの方のコメントをいただいたさかい、サービス精神の発露ってことで」
赤「オレサマのファン? それは、なかなか殊勝な人物だ……が、そんな貴様の事情など、オレサマが知ったことか。お前もピグモンみたいに、ひねりつぶしてやろうか?」
N「そしたら、この記事が終わってしまうやんか! あんさんの次の出番の7話も書けなくなるねんで」
赤「どうせ、その回もオレサマが負けて、お終いだろうが」
N「それもこれも、ゴモラにレイオニクスが付いているから、主人公補正がかかっている、っちゅうのがコメント主さんの主張やったわけで」
赤「うむ、その通りだ。オレサマにもレイオニクスが付けば、もっといい戦いができるはず」
N「だったら、第2部に期待しようやないですか。はぐれ外道衆のあのお方がレイオニクスやったら、あんさんにも相当の補正がかかって、実力をフルに発揮できるはずやで」
赤「……むむ。仕方がねえ。その時まで、この記事に付き合ってやろう」
N「おおきに。で、今回の戦いは、怪獣バトルの専門家の目から見てどうでっか?」
赤「当然、オレサマを倒したゴモラ(レイオニクス付き)が負けるはずがねえだろうが。それに大体、対戦相手が、昔、オレサマにビビッて逃げたマグラーだぞ」
N「いや、マグラーとちゃうし」
赤「似たようなもんだ」
N「まあ、そりゃそうやけど。マグラーの出番も、第2部を楽しみにしてますさかい」
赤「マグラーなんて、どうでもいい。それより、レイオニクスだ。今回のネロンガ戦も、レイオニクスの力で、透明化した奴を感知できたから、ゴモラも勝てたってことだろう。ゴモラだけじゃ、透明化に翻弄されて、何もできずにやられたんじゃねえか」
N「おお。さすがは赤王はん。何だかんだ言って、バトルのポイントを突いてはる。見るところは見てるってことですな」
赤「当然だ。オレサマにもレイオニクスが付けば、どれだけ凄い戦果が上げられるか、楽しみに待っていろ」
N「期待さしてもらいます」


 ……ということで、次回から、赤王さんのポイント解説で、怪獣バトルを堪能しようかな、と。(つづく)


PS:何だか、記事の方向性が当初の想定より変な方向になっているので、いぶかりながらも楽しみつつ。

*1:そんな組織は、2009年10月現在、存在しません。でも、将来は分かりませんぞ。ゲルショッカー、ネオショッカー、グランショッカー、大ショッカー、スーパーショッカーと来たら、いずれハイパーショッカー、グレートショッカー、真ショッカー、メガショッカー、キングショッカー、カイザーショッカー、ゴッドショッカー、デビルショッカー、アルティメットショッカーと並んで、ウルトラショッカーが出てきても不思議ではない……って、これだけ並べたら、10年以内に一つぐらいは実現すると思います。

*2:「誰それ?」と疑問に思っても、特撮マニアとしては恥ずかしくありません。NOVAもよく知らん(オイ)。……ええと、ウルトラマンと大佐で検索すると、アニメ作品『ウルトラマンUSA』のキャラが引っ掛かってきました。主人公が軍人で、スコット大尉、チャック大尉、ベス大尉ですから、彼らの上司、あるいは別部署のイヤな奴だろうと予想はできますが、詳細は全く不明。声がカーンデジファーの佐藤正治さんなので、悪役っぽいイメージもあるのですが。誰か、詳細知っている人がいれば、教えて欲しいです。……それにしても、ウルトラシリーズと大佐って、ネタとして相性悪いのね。長官とか、参謀はいろいろいるのに。一番、軍人っぽいキャラで、ムラマツキャップのプロトタイプと言うべき天野二等空佐とか。他には、パワード6話のエセックス大佐とか。

*3:ゲラン蜂の幼虫……と思っていたら、実はその設定が間違えていたことが今さっき分かりました。ええと、本当は「水陸両棲のトカゲ」が怪獣化したものらしい。何でも、最初は「モスラ幼虫」を改造する予定でデザインされたのだけど、実際の着ぐるみは「ピーター」の改造で、それに合わせて設定が改められたのだそうな。でも、昔の怪獣図鑑なんかには、初期設定がそのまま掲載されて、大勢の怪獣好き少年に誤解を植え付けたと思われます。で、ゲスラ以外に蜂怪獣って何かないかなあ、と思って検索したけど、引っ掛からず。ええと、「宇宙大怪獣ドゴラが蜂の毒に弱い」ぐらいで、怪獣と蜂というのは意外と絡みが薄いことが判明。逆に言えば、これから「蜂怪獣」を作ると、オリジナリティーの高さを評価されるのでは? と。

*4:残念ながら、バイオマンでは役者の降板に由来するイエロー殉職のせいで、そういう画期的な初期設定はすぐに消滅したのですが。

*5:グドンと言えば、ネロギラスだろう、という気持ちは分からないでもないですが、それを強く主張しても「ひねくれたマニア」に見られるのがオチなので、影ながらこっそりネタにするのがセオリーかと。

*6:ついでに言えば、メビウス本編では、「ツインテールがホームグラウンドの海で戦えば、グドンを倒せたかもしれない」とまで語られており、捕食相手にまで負けると言われてはグドンの立つ瀬が……。