この前放送したのは31話ですが、それは32話とセットなので、今回は30話まで。
27話「ダイヤを乱す牙」
劇場版上映の翌日放送のこの回は、劇場版の前日譚。
いかにして、電ライナーが牙王にトレインジャックされるか、という過程を描いた話です。よって、この回を見てから劇場版を見ると、時間軸に沿ったストーリーが楽しめるわけですね(NOVAは8月11日の土曜に見たので、結果的にそうなった)。
電王を電ライナーから誘い出すために、泥棒事件を利用したブラッドサッカーイマジン(『ヒルと弘法大師』のヒル)とモレクイマジン(『ご先祖様はみんな卵』のトカゲ)の話。
劇場版とのリンク以外での注目は、やはり象(キンタロス)とペンギン(ウラタロス)、それと狼(モモタロス)の着ぐるみでしょう。この日のゲキレンジャーは、ランの不良化エピソードの23話。象師匠とペンギン師匠がゲスト出演し、レツ兄さんが狼男として登場していたわけで、見事にかぶっているなあ、と(笑)。これって、意図的なのか、偶然なのか?
ともあれ、この話も経て、劇場版を見たいというモチベーションが相当高まった次第。
28話「ツキすぎ、ノリすぎ、変わりすぎ」
で、劇場版で無事に牙王を倒した後の話です。
劇場版で、異なる時間軸から良太郎を次々とさらってきたことで、電王の4フォームがそろい踏み、という楽しい展開を見せてくれた代償として、ウラ、キン、リュウの3人が消失の危機に……。
さよなら、カメ、クマ、鼻たれ小僧……君たちのことは忘れない! という話になるか、と思いきや、
良太郎の思い描いた「センスのない携帯電話型アイテム」のおかげで、
驚きの「てんこ盛りクライマックスフォーム」が誕生し、お涙ちょうだい、これで吹いときの感動ドラマから、一気にお笑いの世界に突入した前代未聞のパワーアップ劇だったということで。
劇場版見るまでは、てっきりクライマックスフォームって劇場版が初出と思い込んでいたNOVAですが*1、今回は劇場版の直後にクライマックスフォームお披露目、となったわけです。ただ、これが最強形態ではなく、この後の新フォームも準備されているそうですが。
登場イマジンは、前話で生き延びていたブラッドサッカーイマジン。
ともあれ、劇場版とリンクする話は、これで終了。
29話「ラッキー・ホラー・ショー」
コメディ調の強い肝試し話。
例年、この高校野球シーズンの話は、関西人の特撮ファンにとってはなかなか悲しい想いをしてきたわけですが、今年は放送が延期にならずにラッキー! だったわけです。
内容としては、電王クライマックスフォームのためには、4人のイマジンの気持ちが一つにならないといけない、と考える良太郎の想いが一つの軸。
もう一つの軸は、ゼロノス・カードが残り少ないことを、ドラマ面から印象付けるわけで……自分のドジさでゼロノス・カードを無駄使いさせてしまったことで、デネブが思い悩むドラマが次の回に持ち越されます。
登場イマジンは、『ハチとヘビ』のハチがモチーフのワスプイマジン。
……それにしても、いつも思うのだけど、電王のゲスト登場人物はどうして、そんなマイナーな童話をイメージモチーフにするんでしょうね?(笑)
NOVAにイマジンが取り付くなら、やはりブレスレットを使う「帰ってきたウルトラマンイマジン」とか、胸のS字が回転する「仮面ライダーストロンガーイマジン」とか、拳が真っ赤に燃える「Gガンダムイマジン」とかになったりするのかな?
30話「奥さん花火どう?」
デカブルーがゲスト出演。
で、敵イマジンは、『青い鳥』のブルーバードイマジン。頭部が、鳥カゴの中に入っているというのが、なかなか個性的なデザインです。
ドラマは、ケンカしたのが仲直りする話。
良太郎と姉の絆とか、侑斗とデネブの絆とか、しんみりと描いて、次回以降につなげていきます。
そして新フォーム(ネタバレ注意)
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現在、注目のゼロノス&デネブさん。
最後のカードを使った後はどうなるの? と、やきもきさせてくれますが、11月には「赤いゼロフォーム」が登場するようです。
11月ってことは、それまでは「変身できない侑斗」っていう状態が続くのかな?
一方で電王の方は、
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……ということで、「ライナーフォーム」なる物が用意されているようです。
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電車もとりあえず、「キングライナー」って物が準備中。
玩具画像はいずれまた。気になる人は、検索かけてみて下さいね。