ストーリー上のポイント……って、今回は、まじめにそういうのを考える話ではないですね。
学校を舞台にしたキャラコント。それに尽きます。
あ、でも、前回書き損ねて、今回のオープニングでも語られた、加賀美パパの言葉について触れておきます。
マスクドライダー計画について「我々の息子たちが引き継いでくれる、日下部くん」と、設計図あるいは計画書みたいな物を燃やしながら言っているのですが、この呼びかけられた「日下部くん」というのが、「総司の父」なんでしょうかね？
すると、やはり「総司の父」すなわち「ひよりの父」がマスクドライダー計画に関係している、ということになるわけで、そのためにワームに狙われたりもしたのかな？*1
一応、伏線程度に記憶にとどめるとして。
イモ虫・樹花リン
いくら合宿が楽しみだからって、寝袋にくるまって「イモ虫だよ♪」とはしゃぐ少女が、学年トップの成績とは「学校の七不思議」の一つです。
いや、まあ、「天の道を行き、樹と花を慈しむ少女」ですから、それぐらいは当然か。塾通いもしていますし*2、お兄ちゃんが家庭教師をしているわけですから、勉強環境には恵まれているでしょうし。ガリ勉ではないけど、素直な性格だから、真面目にするべきことはするってことで。
しかし、「イモ虫」って聞くと……ワーム化の伏線なんて、うがった見方をしてしまうなあ。
メガネ娘その１
学年３０位のガリ勉娘・小林恵子（役・鈴木かすみ）。
元・黎明の使徒リジェで、当時はキッスによって次元の扉を開くことができました。アバレンジャーの終了から３年めにして、今回の役どころは中学２年生*3。相変わらず生意気な役どころで、それでも愛に飢えているのか、天道の「焼きそばパン」には感じ入ったようでした。
少々気になったので、検索してみると、オフシャルサイトの日記発見。撮影時の話を引用してみると、
今日は『仮面ライダーカブト』の撮影がありました!!!!
屋上で撮っていたんだけど、風がすごくてすごくて(ﾉ>□<)ﾉ
立ってるのがやっとって時もありました(笑゛
風が顔面にあたると普通に息できなかったからぁぁぁ(-∀-；)
台風の影響ですね。。
なるほど。あの場面は、台風の影響で強風だったのかあ*4。なお、その日、ＮＯＶＡは劇場版「メビウス＆ウルトラ兄弟」の日記を書いておりました……って、そんなことはどうでもいいんだけど（苦笑）。一応、台風の影響で、映画見に行けるかなあ？ と心配してもいたので、記憶に残ってたり。
ともあれ、役者さんの撮影時の感想日記なんかは、今回、ブログで初めて引用したりして面白い、と思ったものの、あまりやりすぎると、ストーカーみたくなっちゃうので、ほどほどに。
リジェたんがワームになっちゃうかどうかは気になるところですが、それは次回の放送を待つとして。
メガネ娘その２
メガネの女性教師ミサキーヌ*5に萌えて見る（笑）。
でも、潜入捜査で教壇に立ってみると、そこには剣がいて（爆）。
まあ、剣の「ミサキーヌ発言」のおかげで、彼女のキャラ性がますます立ってきたわけで、その前は……「かけそば」だったり、「怪盗シャドウ」だったり、いろいろ迷走していたなあ、と思いつつ。
小学生から進級した、お坊ちゃま
中学生に転入おめでとう♪
……ということで、天道と同じオレサマキャラとしてスタートしておきながら、「ショ・ミーン」の生活を知らない世間知らずっぷりが災いして、加速度的にコメディキャラに落ちていった剣坊ちゃまですが、ここまで来て、もうシリアスキャラに戻れるのか？ と心配になってしまいます。
で、「ショ・ミーンの生活・小学生編」を、「食べ物の大切さ」と「小さな親切のありがたみ」を悟ることで免許皆伝した坊ちゃまは、
次に、「ショ・ミーンの生活・中学生編」にチャレンジする、と。
そこで樹花と再会。
ちなみに、樹花と剣の初遭遇は「たこ焼き」ではなく、世間知らずな剣のせいで樹花がちょっとした交通事故に巻き込まれた事件。
天道はその際、妹を怪我させた剣を感情剥き出しに殴っていたけど、天道が「妹のために怒った」ことを知った剣は、その兄妹愛を、自分の亡き姉への想いになぞらえて、素直に謝罪しています。
で、今回、初めて、樹花を天道の妹と認識したわけですが……以前、怪我させたことへの言及はあったりするのかな、と期待してみる。
保護者同伴の奇妙な授業
今回は、剣もさることながら、爺やさんも笑いをとっていました。
授業中に、剣に「紅茶」を次いで、教室から連れ出され、
ミサキーヌの授業でも、再度連れ出され、
「２度あることは３度ある」「繰り返しはギャグの基本」との格言どおり、次週もまたまた連れ出されてくれることを大いに期待しています。
いや、マジで、あの「離さぬか！ 無礼者！」と言いながらズルズル引きずられる爺やの姿（２度目）には、思いっっきり笑わせてもらいましたから（＾０＾）。
で、それでも懲りずに、坊ちゃまの授業をフォローしようとする、けなげな爺や。
「連立方程式」の問題を出題されて、「はい、はい、は〜い」とまるで小学生のように元気に挙手する坊ちゃまに、ミサキーヌもやむなく指名。
黒板の前に出てきた坊ちゃまは、自分が答えずに、「自分に代わって答える名誉」を授ける宣言。つまり、彼が一流の家庭教師から学んだ「帝王学」とは、自分ではなく、他人の力を扱う社交術なんですね（笑）。「帝王学」の中に「中学生の数学」が含まれていたかどうかは謎ですが……。
ともかく、懲りない爺やは、しっかり坊ちゃまに代わって、連立方程式の解をいきなりすらすらと書きます。計算してみたら、ちゃんと正解でした……が、一応、問題条件は「代入法を使って」とありましたので、「途中の計算を示さないといけない」んですよねえ。解だけじゃダメなんですが、それでも暗算で解を出した爺やの計算能力はあなどれません。さすが、神代家の財務担当として、苦労してきただけある。
……と、坊ちゃまの授業を笑いながら視聴したわけですが、現実に戻って思うこと。
ＮＯＶＡの授業では、剣坊ちゃまみたいな生徒はごめんこうむる！
ミサキーヌには大変、同情申し上げます。
さすがに、ミサキーヌも怒って、爺や共々「バケツを持たせて廊下に立たせる」古風な罰を与えているわけですが、「これ（バケツ）は何のご褒美だ？」と怒られている自覚のない剣。いや、マジで、最近は「自分が悪いことをしたせいで怒られているという自覚のない生徒」が増えているわけで、剣みたいな生徒がいるおかげで学級崩壊って現象も現実にあるそうな*6。
やっぱり弱いぞ、影山
前回はガタックをボコボコにしたパンチホッパー影山ですが、今回はあっさり馬脚を現したような気が。
リジェもとい恵子たんを助ける*7という善行を行いますが、キリギリスワームに翻弄されるだけ。
拍車付きブーツで、まるでシャドームーンみたいな足音を鳴らして現われる矢車さんには、「光を求めてもムダ」的説教をされますし……相変わらず、幸薄いことで。
秘密道具パーフェクトゼクター
剣坊ちゃまと爺やの暴走のせいで、ＮＯＶＡ的印象としては影の薄い天道、加賀美、蓮華の３人ですが*8、
一応、この番組はヒーロー物の「仮面ライダー」なわけで、変身して異形の敵と戦うシーンは必要です。それと、玩具の宣伝と（笑）。
そして今回初登場の新兵器パーフェクトゼクターですが、
「ハイパークロックアップを使う前に相手を倒してみろ」と三輪さんに挑発されて、「オレを見くびるな。お婆ちゃんは言っていた。オレの進化は光よりも速い」と『本当にお婆ちゃんがそんなことを言っていたのか？ ズバーン語通訳と同じで口から出まかせじゃないのか？』的ツッコミを入れられるような発言を口にします。
でも、その発言以上に驚異的なのは、「未来の世界から異次元ポケットを通じて送られる」パーフェクトゼクターの出現法。某ネコ型ロボット並みにセンス・オブ・ワンダーあふれる召喚です。何だか、未来の世界には、多数のアイテムを抱えているデパートがあって……なんて妄想を抱いてしまうほど。
そんなわけで、未来の世界から送られてきた「合体最終剣」。店頭発売は、１１月中旬になるそうです。ＮＯＶＡは購入を決定していたり。
次週の放送は、当然、楽しみにしつつ。
ＰＳ：ライオン丸について書こうと思ったけど、カブトについて書くのが異常に楽しくて時間切れ。明日に回します。
