Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

ミスティックフォース2

 2ヶ月ぶりのミスティックフォースですが、あれから5話分重ねて、25話まで放送しています。20話でレジェンドフォームに進化し、21話でそれに合わせたオープニングの変更が為された後、物語の焦点はナイトウルフKoragg(ウルザード)に向けられるようになります。その後、冥府神登場から、パワレンオリジナルのバトライズモードまで、毎回がクライマックスに近い急展開を見せるってことで。
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21話

 この話は、Koragg(ウルザード)が、Manticore Megazord(マジレジェンド)と戦うシーンがあり、原作32話「父の言葉」に基づいています。
 ただし、原作は「殺人カビに苛まれたマジグリーン」主役のエピソードであるのに対し、パワレンの方は、Koragg中心に物語を組み立て直されています。
 卑怯なImperious(メーミィ)との対立、そしてBowenという名の赤子にまつわる過去の記憶が蘇るなど、原作に準じた物語が動き始めています。

22話

 この話は、23話の前編に当たります。
 原作33話「インフェルシアへ」同様、ウルザードの正体であるブレイジェル(Lienbow)の過去が語られます。ただし、この語り部が原作では(マジマザーがいないため)ヒカル先生とルナジェルだったのが、パワレンの方はマジマザー相当のアドンナが健在なため、彼女の役目となっているのが相違点。
 過去の大きな戦いで、アドンナと、その夫Lienbow、そして2人の弟子、つまりソラリスナイトDaggeron(マジシャイン)と、クレアの母親で先代のゲートキーパーだったNiella(先代ルナジェルというべきか)と共に戦ったこと、
 もう一人の弟子Calindor(ライジェル)の裏切り、
 そして強力な闇の力の封印のために、Lienbowが単独で立ち向かい、行方不明になったことなどは原作と同じ。
 異なるのは、アドンナとLienbowの子がBowenただ一人という点でしょう。

 この後、原作同様、レジェンドパワーを利用して魔王復活をもくろむImperious(メーミィ)。そして、窮地に陥ったレンジャー(及びアドンナ)を前にして、Lienbowとしての記憶を取り戻したナイトウルフ……というところで、つづく、と。

23話

 そして後編。
 原作34話「勇気の絆」に当たるこの回では、一角聖馬ユニゴルオンが「ユニコーンのBrightstar」という名前で登場します。ブライトスター、日本語にするなら「明星」ですか。何だか、格好いい。
 でも、マジフェニックスと合体すると「フェニックス・ユニゾード」。ちょっとダサい。どうして「ブライト(あるいはスター)・フェニックス」にしなかったのか。これだと、原作の「セイントカイザー」の方がいいなあ、と。
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 ともあれ、この話で、原作どおり、Imperious(メーミィ)が倒され、また、Nick(マジレッド)が実はLienbowの子Bowenだったという秘密が明かされることになります。ということで、魔王に操られていたナイトウルフも、妻と我が子を守るために、ついに魔王の呪縛を断ち切り、覚醒する魔王を再封印するために一時退場、と。

24話

スーパー戦隊シリーズ 魔法戦隊マジレンジャー VOL.10 [DVD]
 冥府神(10Terrors) が登場する話。十体もいるから、データを作るのが大変(笑)。
 並べてみると、

  1. Magma:五武神イフリート
  2. Oculous:五武神サイクロプス
  3. Serpentina:三賢神ゴーゴン
  4. Megahorn:二極神ドレイク
  5. Hekatoid:五武神トード
  6. Gekkor:五武神ワイバーン
  7. Matoombo:五武神ティターン
  8. Black Lance:二極神スレイプニル
  9. Itassis:三賢神スフィンクス
  10. Sculpin:三賢神ダゴン

 この回のテーマは、冥府神の復活と、最初の敵Magmaとの戦い。原作の35話と36話を1話に収めています。よって、原作のように、ヒカル先生が「強大すぎる冥府神と戦ってはいけない」なんて言って戦いを迷わせるような、のんびりした展開にはならず、強敵出現と激しい決戦を一気にたたみかけております。
 また、前回で、宿命の子であることが判明したレッドレンジャーNickが、闇を払う最強の魔力を持った光の魔術師the Lightであることが示される、と。これって、レジェンドフォーム以上のオリジナル強化形態が出ることの伏線? と思ったら、次の回で出ているし……。

25話

 ということで、この回で、マスコットキャラ「火竜ファイヤーハート」の力を受けて、「レッドドラゴンファイヤーレンジャー」にパワーアップします。

 う〜ん、「火竜ファイヤーハート」って、7話に初登場ですから、ここまで長い伏線だったわけですねえ。
 原作では、37話と38話にかけて、狙撃手サイクロプスのゲームに追い詰められる中でマジイエローが、次兄として成長する話だったんですが、
 パワレンでは、レッドレンジャーに焦点が当たって、他の4人を追い詰める強敵Oculousも、パワーアップによってあっさり散ってしまいます。

 そんなわけで、原作では「1体倒すのに2話も要する、デルザー怪人*1並みに超難敵だった冥府神」も、パワレンでは1話で1体倒されるザコ化しているのが実情か、と。

*1:仮面ライダーストロンガー』後期の怪人。それまで無敵だったストロンガーが、チャージアップするまで手も足も出ない強敵ぶりを誇る。必死に逃げた末に相手の弱点を発見したり、敵同士の仲違いから勝機を見出すなど、いつもの「必殺キックで撃退」の黄金パターンとは一味も二味も違った大河ストーリー展開を見せる。