『ハリー・ポッター』読み始めるまでプレイ。大体、20時間ぐらい。
FFは、作品ごとにプレイシステムや世界観が大きく変わるのが特徴だけど、今回は特にXを終わらせた直後だけに、その差を強く感じた。
オープニングのイベントムービーの印象は『スターウォーズ』。舞台が宇宙ではないものの、多数の飛空艇の空中戦を見ての思い。また、序盤の舞台が砂漠や荒野ってのも、砂の惑星タトゥーインを思い出す。
主人公の若者ヴァンは、やはり盗賊。美形なんだけど、何だか地味。
まあ、これはFF12のキャラやイヴァリース世界観全般に言えることで、リアルさを追求した結果、ケレン味に欠ける感じ。決して、暗い世界観ではないんだけどね*1。
「軍事帝国の侵略に対する主人公たち」という基本プロットは、2、4、6、8、9を踏襲したもの。個人的には、1や3、5のような「世界に隠れた悪と対決する自由な冒険者」が好みで、強大な帝国との戦争という大掛かりな物語は、あからさまに自由度を阻害されているように感じる。
ライセンスボードによる成長システムは、Xのスフィア盤よりも自由度は圧倒的に高い。高いものの、自由すぎてキャラの個性が薄く感じる。
自分としては、やはり転職の容易なジョブシステム(5)に愛着がある。アビリティ習得の自由度は高いけど、ドラクエ6や7のように習得した物を無制限に使えるわけではなく、状況に合わせた選択が楽しめるシステムがいい。
その意味で、ライセンスよりも、「戦闘命令」を自由にカスタマイズできる「ガンビットシステム」はお気に入り、と言える。
メインストーリーは、帝国に侵略された王国の若者が、帝国に対する反発のために盗みに入ったら、同じく盗みに入った空賊や、王国を解放しようとするレジスタンスと遭遇し、どさくさの末に反帝国の行動を共にすることになり……というわけで、現在は「レイスフォール王墓という場所で、強大な力を秘めた魔石をGET」したところ。
現状では、好みのヒロインがいない。セイラさん的なアーシェ王女*2、フラウ・ボウ的なパンネロ*3、ミライさん……じゃなくてハーロックのミーメを連想させる亜人種のフラン*4、3人のヒロインに全く萌えを感じない状況*5。
男は、空賊のバルフレアがハン・ソロ的なアウトローで渋く、またアーシェ王女に仕える騎士バッシュも好みといえば好みだけど。主人公には今のところ感情移入ができていない状況。
ともあれ、FFでは珍しく、ドラマ面よりも、自由な冒険者らしい「酒場で依頼を受けてのモンスター討伐(モブ退治)」を楽しい、と思っているところ。
つづきは、またプレイを進めてから、いずれ。