前回、サンダーキーの強力な力を制御できず、変身不能になってしまったリュウケンドーこと鳴神剣二。
最近、彼を演じる山口翔悟が『ティガ外伝』で主演、ダイゴの息子のツバサ役を演じていたことを知りました。
すると、エンディングのサッカーにも別の意味が出てきます。だって翼……。
それはともかく、慢心して戦闘不能になったヒーローが、自分一人で戦っていたわけでないことを悟り、改心してパワーアップするという恒例のストーリーながら、そんなことはどうでもいいです(笑)。
今回のポイントは何よりも、町は自分たちで守るんだ!と、昔「怪獣退治に使用した戦闘機」に乗って、防衛戦闘を繰り広げる「あけぼの町防衛隊」の皆さんでしょう。何て、すごい町なんだ、あけぼの町! 警察が何だかへたれているので、民間ボランティアの今後の活躍に期待したいところ。今は何でも民営化の時代だし。
さて、本来なら、サンダーリュウケンドーの強力な力を喝采したいところですが、どうもリュウケンドーって新装備によるパワーアップ回が多すぎなので、あまり盛り上がった気分にはなれません。
それよりも……おいしいところを持って行かれる役が定着している「不動のおっさん」ことリュウガンオーに、NOVAは注目しています。何だか、ギャレン橘さんの再来みたい。NOVA的には、「リュウケンドー=ライダー剣の改訂版」ですから、どうしても比べたくなる、というもの。
何はともあれ、最近は脱力気味のコメディ会話にも慣れてきたので、程よく力を抜きながら、視聴を続けたいと思います。メインのボウケンジャーやカブトの前の前菜気分ではありますが、後々化けることも期待しながら。