Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

グリッドマンとフルメタの話(DD第3章パート15)

祝・グリッドマンがストーリー参戦

 

NOVA「スパロボDDにグリッドマンが来た」

晶華「あれ? グリッドマンさんって前からいなかった?」

翔花「いたわね。この記事よ」

NOVA「それは去年の春に、お前たちの誕生日の日にちを間違えてたって話だったな。まさか、グリッドマンの話とリンクしていたなんて」

晶華「NOVAちゃんの過去の失態があからさまになったわけね」

NOVA「まあ、俺はミスを素直に認めて、謝れる人間だからな。あの時は済まなかった」

翔花「その時に謝ってもらっているんだし、過ぎたことだから、もういいわ。それより今はグリッドマンさんの話よ」

NOVA「おお、そうだった。グリッドマンスパロボDDでは期間限定作品だったんだが、この度、5周年記念に際してストーリー本編に正式参戦したんだな。ライディーン獣神ライガークロムクロと同じ第9世界に、グリッドマンの世界が加わって、普通にストーリーが展開して、喜んでいる俺がいる」

晶華「期間限定から正式に参戦したってことは、そのうちダイナゼノンさんもDDに参戦する可能性もありそうね」

NOVA「タイミング的に、ガッチャードが終わったことで、長谷川圭一ロスになりかけたところを、まさかスパロボDDがフォローしてくれるとは思わなかったな」

翔花「ええと、グリッドマンさんとガッチャードさんの脚本家が同じ人って話ね」

NOVA「スパロボ参戦作で、長谷川脚本だと、ビッグオーガイキングLODが挙げられるが、グリッドマンはメインライターというのが大きいな。とにかく、アニメのグリッドマン(2018)以降だと、仮面ライダーセイバー(2020)とガッチャード(2023年9月〜24年8月)が長谷川さん担当で、その間にダイナゼノン(2021)と映画のグリッドマン・ユニバース(23年春)を書いていて、その時期の俺を楽しませてくれたんだな」

晶華「それでガッチャードが最終回を迎えたと思ったら、スパロボDDにグリッドマンの物語が来るなんて、上手く話がつながったわけね」

NOVA「今回は、第1話から第3話までのストーリーをきちんと再現してくれて、これからディーダリオンとライガーがキャリバーさんと遭遇して続いた形。まだ、ディバイン・ドゥアーズにとってグリッドマンは謎の巨大ヒーローという認識だ。笑ったのは、ディーダリオンが変身時に『ディメンジョン・チェンジ』なる変身コードを叫ぶようになった点。春ごろにゲスト参戦したブレイバーンさんに勧められたからなんだが、ブレイバーンさんは期間限定作品だったのに、しっかり本編に爪跡を残して行ってるんだな」

翔花「期間限定作品って、それまで本編のストーリーには関わって来なかったみたいね。だけど、今回のグリッドマンさんで初めて、期間限定→本編に昇格するケースができた、と」

NOVA「ワールドは増えないけど、参戦作品が増えるケースが増えたんだな。これで、ゼンカイジャーがストーリー本編に関わる可能性が出て来た」

翔花「だったら、ドンブラも参戦する?」

NOVA「まあ、ゼンカイジャーがストーリー本編に関わったなら、そのついでにドンブラも参戦する可能性もゼロじゃない」

翔花「じゃあ、ドンブラがスパロボDDに参戦したら、ここでお祭りね」

NOVA「ドンブラと言えば、井上敏樹脚本。井上敏樹関連でDD参戦しているのは、ワタル、ライガーか。DDでなければ、マイトガインなんかにも参加していたみたいだが。とにかく、スパロボに特撮関係の作品が混じると、素直に喜ぶ俺がいる。ナイス寺田元Pとエールを捧げたくもあり」

晶華「ええと、寺田貴信プロデューサーが95年から2021年までずっとスパロボのプロデュースをしていたって話ね」

NOVA「それと、99年のスーパーヒーロー作戦とか、特撮系ゲームのプッシュもしていたんだな。今はプロデューサーではなくて、DDのシナリオ担当をしている。俺がDDを楽しめているのも、寺田さんの影響が大きい」

晶華「別に、寺田さん一人で作っているわけじゃないけれど、作品世界をよく分かっている人が前面に出て来て、熱心なファンにアピールしている姿は大切よね」

NOVA「ともあれ、特撮ヒーローとスーパー系のロボアニメは物語的な相性が非常に良いので、時々はしっかりリンクしてくれると、俺のツボにしっかり刺さるってことだな」

 

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主人公論2(雑多なテキトー蘊蓄雑談)

久々の創作論

 

NOVA「お盆休みも終わったので、平常運転だ」

晶華「はあ……」

NOVA「何だ、その溜め息は?」

晶華「せっかくのお盆休みなのに、今年はどこにも遊びに行けなかったなって」

翔花「NOVAちゃんはずっと、ウルトロピカルでゲームブックの話ばかりだったのよね」

NOVA「ああ。盆休みの間に、1本終わらせたかったからな」

晶華「私たちにも時間を使って欲しかったと思うんだけど」

NOVA「ケイP一族と、お前たちの雑談記事を書くつもりはあったんだが、どうも何の話題を書こうかって思いつかなくてな。頭の容量がゲームブックと、書籍整理にばかり使ってたお盆だ」

翔花「書籍整理かあ。何か面白い本はあった?」

NOVA「それについて語ると、記事がいっぱい書けそうだが、ちっとも整理が進まないので、今回は割愛だ。それよりも、今回は以前に語った『主人公論』のパート2だ」

晶華「前の記事はこれね」

翔花「ゲームのリプレイや小説の主人公は、いわゆるプレイヤーキャラさんよね」

NOVA「そうだな。プレイヤーキャラが複数でチーム(パーティー)を組んで、そのチームのリーダーとか、中心人物が主人公と認定される。ファンタジーRPGで目立ちやすいのは、バトルで先陣を切る戦士や騎士、あるいは勇者みたいな人物だが、その後、作品の種類が広がると術士タイプの主人公や、盗賊タイプの主人公が出て来たり、戦いはできないマッパー(地図書き)兼詩人なんて主人公が出て来たりもした」

NOVA「盗賊タイプのキャラが主人公だと、ファンタジー界隈だと、やはり、この作品が最も有名だろうな」

晶華「どんな職業や属性のキャラクターを主人公にするかで、その作品の見せ方も変わってくるわね。戦士を主人公にすれば、戦いが物語の中心になるだろうし、魔法使いが主人公なら、魔法の描写が中心になる」

翔花「物語で作者さんが見せたいもの、描きたいものに合わせて、主人公の職業や役割が設定されるわけね」

NOVA「この場合、作者視点だと、主人公を先に決めてから事件を後から考えるパターンと、事件を先にイメージしてからそれを解決もしくは観察する主人公を設定するパターンの両方が考えられる。そして、良い物語だと主人公がその事件に関わる必然性や動機が明確だし、下手な物語だと主人公の設定が事件と有機的に絡まないで、『何でボクがそんなことをしなければならないんだ?』とネガティブなキャラになってしまう」

翔花「でも、最初はネガティブだったのが、何かのきっかけで発奮して、『仕方ないわね。こうなったら、わたしが何とかするしかない』ってスイッチが入るのも、主人公あるあるよね」

NOVA「主人公が陽性ポジティブか、陰性ネガティブかで物語の雰囲気が変わって来るが、前者の方が当然、ストーリー作りが楽だし、『頑張れ。君が頼りだ』と言われて『任せといて下さい』と胸を張って言えて、結果を出せる主人公はスムーズに話が進む。受け手の心象も、単純バカと揶揄する向きはあれど、そういうツッコミも込みで物語を回しやすいわけだ」

晶華「そうでない性格の主人公は、まずメンタルセッティングから整えてやらないと、話が進まないわけね」

NOVA「ネガティブ系の主人公で人気キャラになろうと思えば、彼もしくは彼女が発奮する動機付けやスイッチをどう納得できるように見せられるかだな。それこそ好きな子のピンチとか、大切なものを傷つけられた怒りとか、秘めたる才能を認められることで自分に自信がついたとか、ネガティブからポジティブへの転換にどのようなドラマをはさむかが物語最初の山場となったりもする」

翔花「ここで動機付けが成功するかどうかが重要ってことね」

NOVA「一般人が戦士に切り替わるのは、多くのバトル物の第一話を研究すればいいわけだが、基本は『日常生活→日常を脅かす敵の出現→力を与える存在との邂逅→力を獲得した主人公が戸惑いながらも(あるいは調子づいて)敵を倒す→日常の変化を感じる主人公でつづく』というフォーマットだ。たまに、敵出現と、力の源との邂逅の順番が入れ替わることがあったりするし、第一話時点で既に邂逅済み(敵の出現を予測して事前に準備していた)というケースもある」

晶華「物語が始まった時点で、すでにヒーローになっていたってこと?」

NOVA「例えば、現役ヒーローのウルトラマンアークやブンブンジャーはそうなってるな。どちらの主人公(アークやブンレッドの変身者)も1話の時点ではヒーローに普通に変身していて、そんな主人公と仲間になる協力者(石堂シュウとブンピンク)が出会うのが1話という構図になっていた。つまり、1話の主人公はドラマ的にメインヒーローではない人間ということになる」

翔花「それはなかなか変化球ね」

NOVA「まもなく最終回のガッチャードは、典型的な初変身から始まったけどな。ただ、仮面ライダーでも第1話が初変身じゃない主人公は結構いて、昭和だとアマゾン、ストロンガー。平成以降だとアギト、剣、響鬼、W、ウィザード、ビルド、ギーツがそうだったと思う。しかし、いずれにせよ、メインキャラクター(しばしば副主人公やヒロイン)との出会いが1話で描かれて、ヒーローの活躍に驚く構図だ。完全に例外はストロンガーで、2話で誕生秘話が描かれるが、1話の時点ではさすらいの謎ヒーローとヒロインという構図。まあ、シリーズが続く中で、マンネリ化を防ぐための変化球とかが見られるって感じだな」

 

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ドゴラ60周年を祝う会

8月11日はドゴラの日

 

NOVA「1964年8月11日は、『宇宙大怪獣ドゴラ』の封切日で、今日は60周年メモリアルデーだ」

翔花「うちでドゴラと言えば、KPちゃんよね」

NOVA「そんなわけで、ウルトロピカルからも召喚して、本日はケイPシリーズ全体集結という祭りを開くことになった」

リバT『どうもです。ウルトロピカルでは、ゲームブックGM(ディレクター)役を担当することが多いリバTですの。もっぱら、クイーン・ダイアンナやアストさんの世話係が本職の、アシスタント・モンスター最若手の妹キャラという立ち位置です』

NOVA「うむ。ウルトロピカルでは、リバT抜きでは記事がうまく回らないぐらいの重要キャラになっているからな」

ケイPイチロー『そして、ケイPシリーズの長兄、栄えあるアシモン第1号がオラだッピ』

翔花「わ〜い、KPちゃん久しぶり〜」

ケイPイチロー『翔花ママも元気そうで何よりだ』

ケイPジロー『兄さんが帰って来たのは久しぶりだッピ』

ケイPイチロー『一昨年前の今ごろ、唐突に自爆回路が発動してしまったからッピ。不幸な事故で長期療養中だったッピよ』

NOVA「その後、ウルトロピカルで、ゲームブックのプレイヤーとして活躍してもらったりしていたんだ」

ケイPイチロー『8月はドゴランブラザーズの活躍しどきッピ』

009『そして、ケイPマーク3のボディに、NOVA2009メモリをセットして、ブログ主の代役なんかもしてるのが、ぼくだな』

NOVA「最近は、俺が出不精になって、コンパーニュやウルトロピカルにはリモート出演が多くなったから、ここでの記事はあまり代役を必要としなくなって、出番が激減しているんだけどな」

009『元々、ぼくはTRPGのために、プレイヤーの令和NOVAの代役として、過去から召喚されたんだよな』

NOVA「ああ。ディケイドみたいにオーロラカーテンを使って神出鬼没に登場するネタも考えたが、時空の混乱がますます加速しそうなのでボツになった。俺が破滅の未来を生み出すようなことは避けたいしな」

晶華「だけど、諸事情で『妖精女王ズ』などのプレイが中断してしまったので、こっちのKPちゃん(マーク2)やナイン君が手持ち無沙汰になっちゃってるのよね」

NOVA「いや、記事に出ないだけで、俺がいない時に、花粉症ガールのアシスタントとかで立派に働いているだろうが」

晶華「そんな裏方で働いても、読者さんには伝わらないと思うの」

NOVA「まあ、リストラ廃棄処分しているわけじゃないから、読者さんの中でも、ケイPや009のファンがいれば、応援コメントを出せば、出番がもう少し増えるかもしれないな」

009『一応、スパロボ番は、ぼくとジロー兄さんの担当となっているはずなんだが、作者がそれをうっかり忘れて、自分が普通にしゃしゃり出て記事書きしているもんな』

NOVA「ぶっちゃけて言うと、俺と009、それにケイPマーク1とマーク2は性格や表記がほぼかぶっているから、疲れた頭では書き分けが難しいんだって」

ケイPジロー『兄さんとオラは違うッピよ。兄さんは脳筋で、オラは知性派だッピ』

NOVA「その設定、俺が時々忘れて、使い分けなくなるんだ。ただでさえ、翔花と晶華の描き分けで作者の脳内容量を使っているのに(もう慣れたが)、アシモンの描き分けまで頭が回るか。まあ、リバTみたいに性別まで変われば別だが」

009『要は、作者が後先顧みない設定にしたせいで、キャラが増えすぎて収拾がつかなくなっているってことだな』

 

謎の声「話は聞かせてもらったでごわす」

NOVA「ゲッ、お前はまさか……」

 

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ZZとボルテス地上決戦の話(DD第3章パート14)

ZZのハイメガキャノンGET

 

NOVA「今回のガシャは、当たりだな。できればルー・ルカも当てたかったが、ハイメガキャノンが当たっただけでも良しとしよう」

晶華「で、結局、ZZさんはどういう経緯で味方になったの?」

NOVA「ああ、特に奇をてらうことなく、普通に宇宙世紀のワールド2の出身だったよ。劇場版Zとは別世界ということもなく。一応、原作TV版最終話に準拠する形だが、ジュドーとルーは木星に旅立つ予定だったけど、諸事情で遅延になっていたところを、月のフォンブラウン市が原種に襲撃されて、防衛するためにZZに乗り込んで、そこからディバイン・ドゥアーズに参加することになったんだ」

晶華「つまり、木星帰りではなく、木星に旅立つのをキャンセルしての自軍参加ってことね」

NOVA「ああ。原作と違うのは、プルとプルツーが健在なのと、ハマーンを退けはしたものの倒してはいない状況で、今回のZZ参戦に際して、ハマーン配下のネオジオンが表舞台に出てくる。すなわち量産敵ユニットとしてMSズサが、それを率いる司令官としてリゲルグに乗ったイリア・パゾムが登場した」

晶華「ZZの常連敵といえば、マシュマーさんってイメージがあるけど、今回は出て来ないのかな?」

NOVA「原作どおりだと、戦死済みだからな。まあ、後からひょっこり出て来ても不思議じゃないけど、とりあえず原作でも死んでないイリアを抜擢したのは納得できる。誰が生きていて、誰が戦死扱いなのかは、これからじっくり判明するだろう」

翔花「わたしは勉強不足なので、ZZのことがちっとも語れないけど、とりあえず、マリーダさんがプルトゥエルブということは知っている」

NOVA「この辺の時間軸が妙なことになってるんだな。ジュドーがミネバ(オードリー)と会って、『あんたの影武者とは会ったことがある』って話は良しとして、マリーダさんをプルたちのお姉さんとして認識してたんだな」

晶華「ユニコーンはZZの8年後の未来の話だから、少女だったプルクローンが成長して大人になったのが本来の時間軸なのよね」

NOVA「でも、スパロボ時空だと、姉のプルとプルツーが少女のままで、妹のマリーダさんが大人というギャップがネタとして楽しめる。無邪気なプルと、ツンデレプルツーと、真面目なお姉さんのマリーダさんのトリオネタが楽しかったりもするが、今回プルたちは顔見せしたけど、ジュドーの妹のリィナを守ってくれという理由で、ジュドーたちに同行はしない、と」

晶華「スパロボで、ZZ参戦しているのに、プルたちが付いて来ない珍しい展開ね」

NOVA「まあ、ZZが出ただけでも御の字なので、あまり贅沢は言わない。とりあえず、木星に旅立っていなくて幸いだ。そっちに行ってたら、後でガオガイガーのZマスター戦で大変な状況になるからな」

翔花「確か、ザ・パワーがどうこうって話だっけ?」

NOVA「ガオガイガーは分かるのな」

翔花「そりゃあ、そっちは前から参戦していて、勉強する時間は十分あったし。ZZさんは履修外だったので、これから勉強しないと」

晶華「Zガンダムみたいに劇場版があるわけじゃないから、簡単に概要をつかむ手段がないのが、結構、誤解を招きがちなのよね。ZZは鈍重だとか」

NOVA「スパロボの影響で、マジンガーとZZが鈍重扱いだもんな。原作アニメを見ていると、ちっともそんなことはないのにな」

晶華「パワーファイター=鈍重って偏見もあるみたい。現実のスポーツ選手だと、筋肉がある方がスピーディーな動きもできるし」

NOVA「マジンガーはリメイク系のアニメで、機敏にアクションするシーンも定着してきたが、ZZはリメイクもされないから、鈍重イメージがちっとも抜けないわけで」

翔花「でも、パワフルで攻撃力の高さが演出されていたら十分じゃない?」

NOVA「まあ、サイコガンダムなんか、スパロボで味方化しても、原作アニメで見せた破壊力が思いきりスポイルされているもんな。マップ兵器ぐらい持っていてもいいはずなのに」

晶華「敵だった機体やキャラが味方化すると弱くなるのは、よくある話ということで」

 

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なぜか飛んできたZZの話(スパロボDD次の予告)

欲しいものがキター

 

NOVA「久しぶりにガシャで大当たりが来たぞ」

翔花「え? 期間限定の時期が過ぎたから、当面は当たらないって言ってなかった?」

NOVA「言ってた。しかし、この俺の愛の力で奇跡が起こったんだな。特撮の神さまは俺を見捨てていなかったんだ(嬉し涙)」

晶華「まあ、期間限定じゃなくなって、通常のガシャで当たるようになってただけじゃないの?」

NOVA「仮にそうだとしても、欲しいものが欲しいタイミングで上手く当たったのは、まさに俺が選ばれし者だという思い込みが発動したわけだよ」

翔花「それなら、次はドンブラが来ることを願ってよ」

NOVA「ああ、願ってやろう。まあ、新武装としてドンゼンカイオーが来る可能性もゼロじゃないからな。すぐには来ないだろうけど」

晶華「だったら、私も願っていい?」

NOVA「何を願うんだ?」

晶華「スパロボDDに、格好いいメガネキャラが登場することよ」

NOVA「う〜ん、メガネのロボット乗りねえ。これかな?」

晶華「う〜ん、あまり私のツボじゃないのよね〜。他にイケメンメガネっている?」

NOVA「性別不詳でよければ」

NOVA「あとは、この人たちもメガネキャラと言えるのかな」

晶華「トロンベ兄さんのゴーグルはともかく、アキトさんのバイザーはメガネとは違うと思う」

NOVA「メガネのパイロットと言えば、この人が一番イケメンだと思うなあ」

晶華「俺の歌を聞け〜の熱気バサラさんもメガネキャラなのよね。DDではマクロスが参戦してないけど」

NOVA「あとは、メガネっ娘といえば、DDではこの娘かな」

 

NOVA「で、メガネはともかく、ゼンリョクゼンカイソードが当たってラッキーだと思ってる俺、というのが今記事を書く動機なわけだが、もう一つのネタがある」

翔花「ゼンリョクゼンカイでZZだと思ってたら、本家のZZさんが来たーって話ね」

 

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創作読み書きのモチベーション

書く動機と読む動機

 

NOVA「さて、今回は創作論の話だが、本質的な話をしよう。人はどうして物語を読んだり、書いたりするんだろう?」

翔花「それが楽しいからでしょ?」

NOVA「まあ、そうだな。もちろん、読書感想文の宿題のために何かを読まなければいけないという義務とか、それが仕事だからお金のために書かないといけないという職業的な必要性とか個々の事情は別にあるんだろうがな」

晶華「創作サークルに所属していて、人付き合いのために読み書きしないといけないケースもあるわね」

NOVA「サークル所属は、同じ趣味の集団が共通した楽しみを前提に付き合う社交団体で、創作だと同人誌を作ったり、互いの文章を読み合って、感想を披露しあって交流を深めるという関わり方がある。ここで大事なのは、互いの作品へのリスペクトも交えた率直な意見だな。もちろん、歯に絹着せぬ毒舌批評をする先輩もいるかもしれないが、その分、先輩も自らの作品を批判されるという環境があって、攻撃した分は攻撃されるシステムだ」

翔花「つまり、その先輩に創作能力の裏付けがない限りは、『下手な癖に偉そうな先輩』という残念な生き物になってしまうわけね」

NOVA「実力主義の世界では、優れた技術や結果を出している人間は高く評価され、高く評価している相手からアドバイスされたり、多少は口うるさいことを言われても人は受け入れられる。あるいは日頃から世話になっているもんな、と恩義を感じている相手には、頭も下げやすい一方で、逆もある」

晶華「この人は下手くそな癖に、何を偉そうに言ってんだ? とか、ろくな仕事もせずに、迷惑ばかりかけている人間が、反省することもなく身勝手に振る舞うのを見ると、何だかなあってなるよね」

NOVA「自分の実力を客観視できない人間が、控えめに消極的に謙虚に振る舞うケースはそれほど角が立たないが、逆の場合はなかなか痛いことになる。自分の実力を高めに思い込んでいる人間が、偉そうに人にダメ出ししている様は非常に見苦しいので、俺なんかも気をつけないといけないと思うわけだ」

翔花「天才でもない人間が、天才論なんて書いてみたり?」

NOVA「ああ、それは大丈夫。俺は天才だから」

晶華「まあ、自称することは誰でもできるでしょうけどね。それに驕れる天才は久しからずって言葉もあるし」

NOVA「厳密には、驕れる平家、もしくは驕れる者だが、天才に置き換えても通用する真理かもな。いずれにせよ、天才という思い込みの上に胡座をかいて、ただ威張っていても意味がない。天才と名乗る以上は、それなりの評価の場に自分を置かないと世間は認めてくれないってことだ。

「創作もそういう一面があって、人様の前にさらけ出す以上はそれなりに自信がないものは恥ずかしくて出したくない。ただ、天才というほど、驕ってはいないけど、自分の書くものに一定レベルの自信があって、書くことで同好の士との交流の機会が得られて、書くことを通じて自己主張と他者の見解とのすり合わせが行われたりして、自分自身が学習する機会も得られる。掲示板での交流もそういう一面があるな」

翔花「ああ。自分の意見を一方的に言い張るだけじゃなくて、人様の意見から学べる恩恵ね。自分が何かを書くことで、それをきっかけに人様の書きたい欲を刺激して、互いにリスペクトできる場所を構築できれば、互いの学習の場にもなって行ける、と」

NOVA「ネットでの掲示板は、サークルほどは厳密な会則とかはなくて、出入りは割と自由だが(会員制の場所もある)、ある程度、常連的に書き込んでいる人間は、ちょっとした仲間意識みたいなつながりもできる。それには、場の話題にふさわしい書き込みと、互いの見識へのリスペクトが社交に必要なスキルだと思うが、匿名板だとリスペクトはあまり必要とされないケースもあるし、その辺は場所によりけりだな」

晶華「大切なのは、話題となっている対象への一定のリスペクトと、人間関係の距離感といったところかしら」

NOVA「俺がメインで長年運営している特撮掲示板は、当然ながらニチアサを中心とする特撮感想が主題で、参加資格があるとしたら、番組をコンスタントに追っかけて、自分の好きを表明することだと思ってる。そういう場として、20年以上続けてきたので、常連さんも昭和、平成、令和の特撮作品が好きな方たちが、昔話と今のつながりを比べたり、今の作品への感想や予想(たまに不満をオブラートに包んでみたり)で緩やかな意見のやり取りを続けたりしている」

翔花「それは創作ではないわね」

NOVA「創作を通じた感想だな。そこに稀だけど、特撮に関する質問や意見をぶち込む人間が現れたりして、俺個人はそういう議論も嫌いではないんだが、そういうトラブルを求めていない客層もいるし、場の雰囲気をギスギスさせたくもないので、優先順位は今の番組感想をコンスタントに続けられる場の維持を第一に考えている。どうせ、それと異なるトラブルになりそうな話題を持ち込みたい人間は、身勝手に目立ちたい根性だけで、場の維持や掲示板の活性化を狙ってのことでもないだろうしな」

晶華「掲示板の活性化?」

NOVA「誰かが爆弾発言を投げ込むことで、みんなが多様な意見を発言して、お祭り的に盛り上がるのを理想としている人間もいて、それはそれで一つの盛り上がり方として分かるわけだが、問題はその爆弾発言を投げ込む人間が、最後まで掲示板の議論の収拾に責任を持って上手く結論づけてくれるかと言えば、そういうスキルを持たずに、火だけ付けて一時だけ相手してもらって自己顕示欲を満たしたいだけってケースだからな。

掲示板を運営している側としては、やはり一時の祭りで盛り上がっても、その後の日常を崩壊させるような危険物を看過はできないわけだ。あと、特撮界隈はそういう盛り上がり方をしなくても、定期的に劇場版とかでコンスタントな祭りが提供されるからな。トラブルを祭りと称するのは、フィクションの中だけで十分だ」

翔花「で、掲示板も読み書きの場ではあるけど、創作物語ではない、と」

NOVA「書くというのは自己主張、読むというのは誰かの主張に接して、その見解から学ぶ行為と定義できる。まあ、人の意見をじっくり読むか、それとも流し読み程度にして、たまにネタをクスッと笑ったり、共感することもあれば御の字といったところか。読んで相手してもらうためには、何をどのタイミングで書けばいいかなど、場での経験で身につく社交性もあると思うが、社交性が欠如していると、そもそも人を楽しませることができないという、創作者としての致命的な欠陥が露呈するわけだな」

晶華「どうすれば人を楽しませることができるか、か。難しそうな問題ね」

NOVA「それを動機面から掘り下げてみようってのが、今回の記事だ」

 

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アスラン脱走と、サンダーライガー(DD第3章パート13)

少し遅れたけどDD話

 

NOVA「さて、しばらくゲームブックの関係で、ウルトロピカルに専念しまくり状態だったわけだが」

晶華「どっちがメインブログだか分からない状態ね」

NOVA「上手く、話題をローテーションして行くのが理想だが、そう上手く切り替えることが難しいときもあるわけだし、必然的にゴールがはっきりしている方を優先して終わらせようとか、その時に自分が一番ハマっている方に集中するわけだよ」

翔花「ところで、例のストーカー氏は、前回の記事に対して、何らかの謝罪とか、状況修復のためのアクションをして来た?」

NOVA「いいや。そういう機を見て敏な行動を起こすとか、気遣いのできる人間じゃないよ。最近のメールの頻度だと、数ヶ月から半年ぐらい経過してから、何事もなかったかのように、『お久しぶりです。ところで、(前の経緯を無視して唐突な話題)〜〜ではないでしょうか?(こっちが全く興味を寄せていない質問と、反社会的要素の強い暴言) 皮肉交じりの不安めいた唐突な文末』という感じの後味悪い陰湿なフォーマットのメールを出して来て、こっちをイラッとさせるだけだろうし、読んでスカッとさわやかとか、面白いと感じさせるとか、上手く話を収めようとしているとか、そういうエンタメもしくは誠意ある系の文章はもう書けないんだろう。文は人なり、だからな」

晶華「書けないものを、期待しても仕方ないわね」

NOVA「例えば、社交のための謝罪文とか、サラリーマン向きの一般例みたいな文章ガイドとか、普通にあるわけだよ。あるいは、人の書く文章形式とか、書類にある文章スタイルをマネて書くとか、創作に限らず、文章作法のフォーマットはあるんだよな。彼も表面的にですます口調で、丁寧さを装った文章は書くんだけど、そういうフォーマットとか、社交上、書くべきでないこととか、粗相を冒したときの取り繕い方とか、そういうのを習得せずに生きてきたんだろうな。

「そりゃあ、ミスは冒さないに越したことはないんだが、それでも人間は完璧じゃないんだから、ミスしたときの対処法で、世間はその人物の人となりを確かめるとか試す節がある。分かりやすい言葉で言えば、『失敗は成功の元』ということなんだが、失敗から学ぶか学ばないかで成長できるかどうかが決まってくる」

晶華「NOVAちゃんも失敗だらけだもんね」

翔花「寄り道脱線だらけだし」

NOVA「今だってそうだな。スパロボDDの話をしようとして、『失敗学』みたいな流れになっているし、書こうと思った話と違う話に展開するのは、明らかに失敗だ」

晶華「つまり、NOVAちゃんも、失敗に関しては人を責めることはできない、と」

NOVA「俺は人の失敗を責めてないし、『や〜い、失敗男〜。お前の人生、失敗だらけで、もう終わりだなwww  人生やり直したら?』などという暴言煽りをリアルの人にぶつけたことは一度もないぞ。ぶつけたいと思ったことはあるが、そういうのはフィクションの悪役とか、あとでザマアされる小悪党用のフォーマットとして、ストックしておく。リアルで使うと、自分がそういうクズになってしまう類のセリフだからな。

「当然、創作家だと、シチュエーション的に格好いい主人公セリフとか、ライバルセリフとか、傲慢な悪役セリフとか、クソザコセリフとか、いろいろ脳内にインプットして、必要に応じて使い分けたり、アレンジしたりするわけだが、リアルで自分の使う言葉をわざわざクズのフォーマットにするのは、冗談抜きだと心理的に抵抗があるわけだよ」

翔花「ああ、どんなセリフが誠実で、どんなセリフが人ウケ良くて、どんなセリフが格好よくて、どんなセリフが情けなくて、どんなセリフが下衆かは考えて、喋っているわけね」

NOVA「そりゃあ、そうだ。社交能力って、求められてるタイミングで必要な振る舞いや言辞を適切に使いこなす能力であって、相手の反応を見ながら(あるいは空気を読みながら)、言っていいこと悪いことを学びとった結果として磨かれるものだと思う。広い意味では、どういう話題や趣味で人と付き合うかとか、どういう頻度で連絡をとったり会ったりするかとかにも関わってくるが、さておき。

「相手を怒らせたときの謝罪は、社会では緊急案件であって、即座に対処しないと取り返しのつかない失態に通じるわけで、取り引き先との関係をつぶしたり、社会的信用にも関わってくるから、その辺に無頓着で、己の言動に責任をとるつもりのない人間は、生きていくのも辛いのが人間社会だとも思う。これは社会人だけでなく、趣味仲間であっても同じだ」

晶華「趣味仲間は、もう少し緩やかだと思うけどね」

NOVA「趣味仲間にとって大事なのは、そいつと楽しく趣味話ができるかどうか、だからな。言葉がキツいのも、変なセンスも、それで笑えたら芸風という感じで受けてもらえるし、大事なのは趣味愛で通じ合えるかってこと。だから、人の趣味を否定するのが、もっともダメな作法ということになる。まあ、どっちが上か論争は話が噛み合えば面白いし、ダメな作品を叩くというのも、それが芸になっていれば楽しく笑える」

翔花「叩き芸で必要なのは?」

NOVA「作品をちゃんと見てるとか、叩く根拠がしっかりしていることと、その作品ファンまでいっしょに叩かないってことだな、一般的マナーとしては。まあ、感情論になると、物事を偏見で曲解したり、『そんな作品を好んで見るなんて、見る目がない』とかマウント取りたがるケースもあるが、傍目には大人気ないとは思うな。同じことを自分が言われたら、思いきりカチンと来るだろうし、まあ、それでもついつい暴言に発展するのが、オタクの悪い癖(オタクだけに限らないが)と思われがち」

翔花「まあ、作品の優劣と個人の好き嫌いは別ってことね。優れた作品だから好きとか、ダメな作品だから嫌いとか、そういう単純なものでもないと思うし」

晶華「でも、主観的には、自分の好きな作品は優れていて、嫌いな作品は劣っていると思いがちになるわね」

NOVA「認知バイアス、または思考のバイアスってことだな。ところで、この話題、自分でも止めどころがなくなっているのだが、本題であるはずのDD話にどうやって持って行けばいいのか、悩んでいる俺がいる」

晶華「そんなの、私が知るか!?」

翔花「とりあえず、無理やりでも断ち切って、小見出しを変えればいいと思う」

NOVA「それだ。よし、この話の続きは、また今度な。今から、俺の頭はスパロボ脳だ」

 

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