Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

ゲッターとガオガイガーとボルテス(DDワールド2編その1)

前置きスパクロ話(スクライド

 

NOVA「ブログ総括の合間にスパロボDD&スパクロ記事だ」

ケイP『スパクロは現在、スクライドのイベントが行われているッピ』

晶華「スクライドってどんなロボ?」

NOVA「いや、ロボじゃなくて、能力者バトルの戦いなんだな、これが」

晶華「ロボが出ないのにスパロボに登場するなんて……」

NOVA「うん。それはツッコミのように見えて、エヴァが登場した時期から繰り返されている、素人丸出しの定番ボケなんだな。少なくとも、舞Himeとか、ギャラクシーエンジェルが出ているスパクロなら、バトル要素があれば生身だったり召喚物使いでも参戦可能だし、SF要素があればOKだし、ついでにプラモや玩具やカードバトルなどのホビーアニメでも出られるし、アイドルマスターズやクレヨンしんちゃん少年アシベでも強引にロボと絡めて登場させてくる。この調子なら、キュアアムールことルールーちゃんや腹筋崩壊太郎がスパクロに登場する可能性だって、決してないとは言えないだろう」

晶華「いや、流石にそれはないと思う」

NOVA「何を言うか。キューティーハニーもスパクロに出ているのに、ルールーちゃんが出られないのはおかしいだろう。ましてや、令和の象徴たる腹筋崩壊太郎が出られないなんて……」

晶華「ちょっと。いつから、腹筋崩壊太郎が令和の象徴になったりしたの!?」

NOVA「2019年9月1日からだ。そのうち、腹筋崩壊太郎の息子の腹筋崩壊大牙が出てきてもおかしくはない」

晶華「いや、おかしいわよ」

NOVA「ならば、腹筋崩壊タロス、略して筋タロスの出番だな。俺の強さにお前が泣いた

晶華「NOVAちゃんの変さに私が泣くわ。頭の中がキツツキとか、マンホールの蓋とか、フルタンX並みに腹筋崩壊太郎に侵食されているみたい」

NOVA「ああ、フルタンXといえば、今年のフルタCMは彼女の復活にならず、何だかヒューマギアもどきな変なロボだったな。ネタとしては期待外れだ。残念ながら、フルタンは令和の時代に来れなかったらしい」


【CM】フルタ製菓 生クリームチョコレート

晶華「別に来なくていいわ。キツツキも、マンホール女王も、フルタンも、みんな平成時代の遺物であって、もう賞味期限切れなネタよ」

NOVA「いやいや。少なくともジオウのアナザーキバ編は5月放送だから、令和のはずだが」

晶華「ジオウさんが平成ライダーなんだから、それに登場した人たちも平成扱いなのよ。仮面ライダー時空では」

NOVA「う〜む。すると、やはり令和の時代は腹筋崩壊太郎の時代になるか」

晶華「ならないわよ。しょせんは、第1話で消えた怪人の素体じゃない。何で、そんなに話題になっているのよ」

NOVA「そんなの俺が知るか!  俺はすでにネットで大いにネタになっている話題に乗っかっているだけだ。だけど、一度ブレイクすると、自分でも何だかネタにしたくなって仕方ない。そのうちフィギュア化されたり、キャストオフしてカマキリマギアになる玩具が発売されたり、再生怪人で登場したり、何が起こっても不思議じゃない」


【仮面ライダーゼロワン】腹筋だけでなく世界の壁まで崩壊させてしまう腹筋崩壊太郎


【#10】ツイッタートレンド入りでバズった『腹筋崩壊太郎』の全て&撮影秘話を語ります。

 

ケイP『なあ、マスター。今回の記事は、別に腹筋崩壊太郎について語るのが目的じゃないだろう?  何でスクライドから、腹筋崩壊につながるんだ?』

NOVA「瞬間瞬間必死だからな、いろいろ凸凹だらけなのは。大体、俺はスクライドって作品をよく知らないんだよ。ロボット物じゃないし」


S-cry-Ed opening


【10周年】スクライド オルタレイション PV【s-cry-ed】

 

ケイP『知らないのに、どうして語るんだよ?』

NOVA「語りながら、あれこれ調べて勉強しているんだよ。それに今回のイベントでは、スクライドと絡むのがコードギアスと、そしてGガンダムだ。クリスタルをたっぷり注ぎ込んで、マスターアジアのハイパーモードをGETしたぜ」


【スパクロ】迫力のΩスキル!東方不敗/マスターガンダム(ハイパーモード)[Ω] - カットイン【機動武闘伝Gガンダム】

 

NOVA「これに、ドモンのゴッドガンダムのハイパーモードが加われば、合体攻撃も可能みたいなんだが、クリスタルが枯渇して、そちらのゲットは無理だった。普通のゴッドガンダムは持っているんだが、それじゃ合体攻撃は発動しないようだしな。いつか師弟の合体技を見たいと思っている」


【PSP スパロボAP】東方不敗の師匠とドモンで究極石破天驚拳


【スーパーロボット大戦T】 マスターガンダム 全武装

 

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令和元年上半期のブログ総括(GTライフ)

家出少女の帰還

 

晶華「たっだいま〜♪  花粉症ガール2号、粉杉晶華、ルンルン気分でコンパーニュの塔から帰って来たよ〜」

NOVA「おお、お帰り。8月4日にお前が家出してから、いろいろあったが無事に帰ってきて何よりだ。時間軸が違えば、お前がタイムジャッカーに拉致されて、またもバットクイーンになって帰ってくる可能性もあったわけだからな」

晶華「大丈夫よ。今の私には、ロードスの加護がついているんだから。ロードスの展開が続く間は、それを追っかけないといけないんだから、迂闊に闇堕ちなんてしてられないし。光と闇の間の灰色を探求するのが私の役目なの」

NOVA「つまり、中立ルートって奴だな。まあいい。お前が帰ってきたところで、早速アシスタントガールの仕事をしてもらうぞ」

晶華「ええ?  家に帰ってきた娘をいきなり働かせるのって、児童虐待なんですけど(涙目)。私はてっきり、くつろいでのんびりできるものかと思って、喜んで帰って来たのに」

NOVA「何を言ってるか!  世間では夏休みが終わって、子供は学校で勉強する時期だ。俺も忙しい夏の時期が終わって、少し時間の余裕ができたから、喜んで記事書きしようと思っているのに、お前一人のんびりさせられるか。これからアシスタントガールとして、バリバリ働いてもらうぞ」

晶華「アシスタントガールの仕事って、NOVAちゃんの際限ないお喋りに付き合って、時々、いや、しょっちゅう脱線しがちな話の軌道修正をして、それからNOVAちゃんが変なことを言ったら、ツッコミ入れつつ、花粉症バスターでお仕置きして……そんな感じのことをすればいいのよね」

NOVA「いやいや。それは結果的にそうなることも稀にあるぐらいで、本来は俺の豊潤な特撮、ロボット、TRPG、たまに必殺ネタ話を聞きながら感じ入ったり、読者の代わりに有益な質問をして話の流れをフォローしたりしつつ、俺の好きな作品への愛を共感してくれたり、俺の嫌いな事物・人物への度を越えた暴言を諌めたりしながら、記事のハッピー指数を高め、悪意を和らげて読みやすい記事になるよう、サポートすることだ」

晶華「表現を変えて言ってるけど、結局は同じことじゃない。まあ、NOVAちゃんは基本的に暴言は口にしないように努めているけど、割と好き嫌いははっきりしている人なのよね。好きなものは結構ハマり込むし、嫌いなものは歯牙にもかけない。いちいち嫌いなものを攻撃するのは時間の無駄だと割り切っているから、相手にもしたくない。ただ、自分が嫌いなものでも、それが好きだと言っている相手なら、そのハマり方を見て敬意を示したりもする。そして、攻撃的になるとしたら、自分の好きなものを傷つけられた時で、自分とその縄張りへの防衛意識は非常に強い……ってところかしら」

NOVA「批判とか議論自体は好きなんだ。ただし、根拠をきちんと示した上でな。少なくとも、自分と異なる視点から違った景色が見えることに対しては、寛容に受け入れたいと思うよ。ただ、論拠薄弱な感情の垂れ流しや、作品を見てもいないのに悪し様に罵る態度は是としない。悪し様ではなくとも、ろくに読んでもいないのに設定だけチラッと知って、『こうしたらいいのではないか、こうすべきじゃない』と賢しらに述べる態度は、どうかと思う。そういう踏み込んだ批評は、まず作品を鑑賞した後について来るものであって、読まずに批評、体験せずに否定というのは、決して褒められたものではない、と考える」

晶華「だけど、インターネットで作品の紹介記事や、あらすじなどのストーリー情報、それに誰かの感想記事を読んだりして、作品そのものを見たり読んだりしなくても、何となく分かることだってあるよね」

NOVA「ああ。他人が否定的な感想を書いたから、この作品はつまらないんだな、じゃあ見なくてもいいか、と自分で判断するのはいい。ただ、他人の否定的な感想を読んで、自分でも作品をつまらないと決めつけ、読まずに他所で思い込みの悪口をベラベラまくし立てる輩にはうんざりする。ツイッターなんかだと、悪口の拡散も早いし(面白いネタの拡散も早くて、腹筋崩壊太郎のネタ拡散の速さには結構驚いた)、それが事実無根のデマだったり、噂に尾びれがどんどん付いたり意見が変質したりする伝言ゲームみたいになったり、自己の見解の論拠にするには心許ないって感じる」

晶華「腹筋崩壊太郎って何?」

NOVA「お前、知らないのか?  ゼロワンの1号怪人にされた、お笑いヒューマギアだぞ。令和ライダーの1号怪人として、これから伝説に残るかもしれないキャラなんだ。たぶん、ベローサマギアという怪人名は覚えている人は少ないと思うし、俺はカマキリマギアとかマンティスマギアと認識しているが、それよりも世間では腹筋崩壊太郎なんだよ」

晶華「ああ、ゼロワンね。まだ見ていない。NOVAちゃんところに帰ったら録画したのを見ようと思っていたから」

NOVA「今なら見逃しても、録画が失敗しても大丈夫だぞ。東映公式がYouTubeで見逃し配信をしてくれるようになったからな。これで、来年の甲子園時空に巻き込まれても、仮面ライダーは周回遅れということにならずに済みそうだ。とにかく、ゼロワン1話は、思いがけず腹筋崩壊太郎の話題で持ちきりだ。世の中、何が流行するか分からないな」

晶華「きっと来年の最終話では、時間がループして、腹筋崩壊太郎さんが再登場してファンを懐かしがらせているわよ。ビルドさんの最終話も1話のOPナレーションに戻ったし、ジオウさんの最終話も1話の柔道ネタをゲイツさんと絡めたし、ゼロワンさんの最終話も1話絡みのネタを振ってくると思うわ」

NOVA「まあ、その前に腹筋崩壊太郎MK2とか、いろいろ増殖してくる可能性もあるけどな。タイタスさんと腹筋崩壊太郎のマッスルブラザーズってネタも、すぐに誰かが作るだろうし」

晶華「令和はキン肉推しな時代なのかしら」

 

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ヴァルヴレイヴとゼーガペイン(DDワールド4編その3)

ワールド4クリア

 

NOVA「今回で、ワールド4編の序盤10話は終了。7話から9話はヴァルヴレイヴが鉄華団に合流する話で、10話はゼーガペインの話の序章といったところだな。ワールド1では、10話でディーダリオンのライバル超人が干渉してきたが、今回は9話で彼らが乱入してくる。その攻撃でディーダリオンが窮地に陥って、時空跳躍するわけだが、それでゼーガペインのヴァーチャル世界に飛ばされる流れになったわけだ」

ケイP『ワールド1は一大決戦の後で時空跳躍した形でキリが良いと思うけど、ワールド4では、いろいろと中途半端な形に聞こえるッピ』

NOVA「全くそうだ。とりわけ、ヴァルヴレイヴはこれからサキさんが4号機に乗る話になるはずだったのに、突然の時空跳躍で果たせず仕舞い。この後のストーリーが実装されたら、サキさんの機体を育てたいぜ。あと、昭弘のグシオンリベイクも次で実装されるかな、と期待したいところだ」

1/144 ヴァルヴレイヴIV 火ノ輪 (革命機ヴァルヴレイヴ)

1/144 ヴァルヴレイヴIV 火ノ輪 (革命機ヴァルヴレイヴ)

 
革命機ヴァルヴレイヴ 流星の乙女 (1) (電撃コミックスNEXT)

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レイズナーとボトムズ(DDワールド4編その2)

SPTとATキター(ワールド4の3話から6話まで)

 

NOVA「今回は、ワールド4の中盤だ。地球にクーデリアを送る仕事のため、宇宙に出航した鉄華団イサリビの前に、グラドスの脅威を伝えに来たエイジと、護衛のキリコが現れて、宇宙海賊ブルワーズやギャラルホルンの追っ手との戦いも合わせて、物語が錯綜する面白い展開だな」

ケイP『レイズナーがメインで、ボトムズのキリコはおまけ……と考えていいのかピ?』

NOVA「そうだな。一応、エイジは相手のコクピットを狙えないということで、不殺主義パイロットの先駆者みたいなところがあるのだが、彼の甘さを補うのがキリコって感じだな。ガンダムパイロットで言うなら、キラ・ヤマトやバナージの護衛をヒイロ・ユイが務めているようなものと考えていい」

リバT『どちらも高橋良輔監督の作品なので、相性がよろしいのでしょうか?』

NOVA「スパロボでは、OEで初共演したのだが、物語の絡みはあまりなかったと記憶する。だから今回、エイジのことを気に掛けるキリコってのは新鮮に映ったなあ。それと、不殺のエイジに対して、『そんな戦いを続けてると、あんたも死ぬよ』とオルガの指示なら殺害上等のミカヅキが説教する絡みが、彼らしいな、と。そういう鉄華団に感化されたなら、第2部のワイルド・エイジに変わってしまうのも納得できるってもんだ」

リバT『第2部のワイルド・エイジですか?』

NOVA「レイズナーという作品は、グラドスの地球侵攻までの純リアル宇宙SF物語としての第1部と、3年後にグラドスが地球を占拠した状況で、レジスタンスとして戦う主人公たちの『北斗の拳』風なアクション、および古代遺跡の秘密を追うアドベンチャーやら、VーMAXという必殺技を撃ち合うスーパーロボット感覚をごった煮した第2部の二つがある。そして、スパロボでは第1部と第2部を割とチャンポンにしていたりするわけだな。これについては後述しよう」

ケイP『まずはDDのストーリーに沿って、話して欲しいっピ。マスターの話は、レイズナー第2部同様、いろいろ混ぜこぜしたカオスになりがちだからな』

NOVA「瞬間瞬間を必死で生きているから、仕方ないだろう。舗装された道よりも、凸凹な荒れた原野を歩くのが、夢を忘れない大人になるための秘訣なんだよ。ともあれ、3話はレイズナー初登場回だが、鉄華団がメインなので、少し原作を改変している」

ケイP『どのように?』

NOVA「では、話数ごとに小見出しを付けるようにしよう」

 

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ビルバインとバルバトス(DDワールド1編その3→4編その1)

ワールド1ひとまずクリア

 

NOVA「DDのワールド1をクリアして、ワールド4に入ったぞ」

ケイP『ワールド2や3は、後回しでピッ?』

NOVA「まあ、ワールド4の参戦作品が新鮮だからな。デビルマンのワールド1以外では、オルフェンズに、ゼーガペインに、ヴァルヴレイブが真新しい。まあ、ゼーガは先にスパクロに出たが、今回は劇場版のADPも含むらしい。あとはレイズナーボトムズが加わるようだ」

リバT『念のため、ワールド2とワールド3の参戦作品を確認したいのですが』

NOVA「ワールド2は、ボルテスV宇宙世紀ガンダム(Z、逆シャア、UC)、エヴァ真ゲッターガオガイガーだな。αがモチーフの世界観らしい。ワールド3は、SEEDとOO、コードギアスフルメタで、割と近年の作品で固めているな。2と3は、新鮮みが薄いので、ネタとして面白そうな4を優先した次第」

ケイP『一つのワールドで、何話あるんだ?』

NOVA「とりあえず、序盤は10話で一区切りってところだ。ワールド1では、8話と9話でビルバインが加わり、10話で敵の連合軍との一大決戦を経て、ディーダリオンの暴走時空転移が発生した。こうして、4つの世界を巡り、各地の仲間を集めていくのが序盤の流れらしい」

 

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スパクロ19章までの総括

今回はDDにあらず

 

NOVA「昨日で、スパクロにおけるメインストーリーの19章が終わったので、一度、状況整理をしておこうと思う。さもないと、スパロボDDにハマりこんで、帰って来れなくなりそうだからな」

ケイP『と言っても、19章の話は昨日の記事でしたじゃないか』

NOVA「ああ。アクエリオンがほぼ終わったとか、世界滅亡の危機とか、惰性で続いていた物語が仕切り直しになりそうとか、そんな話だな。それはともかく、今回は主人公周りの話を中心におさらいしておこうと思った次第」

リバT『スパクロの主人公は確か、イヌイ・アサヒと言うそうですね』

NOVA「そう。思わず、ハッピーって可愛く言いたくなる名前だが、スパクロのアサヒは男だ。ちっともハッピーじゃない」

ケイP『女の子だったら、ハッピーだって言いたいのか?』

NOVA「いや、そうじゃなくて、キャラの扱いとかストーリー展開がハッピーじゃないって意味だ。はっきり言えば、過酷な運命を辿っている」

リバT『どう過酷なのでしょうか?』

NOVA「それを話す前に、現在のスパクロのプレイ状況の話をしておこう。とりあえず、最初はアサヒを主人公にしたメインストーリーを楽しんでいた。現在、19章まで続いている長編ストーリーだな。当初は1章が30話ぐらいあって、数ヶ月ごとに配信されていたようだが、現在は1章が10話分で、毎週1話ずつ配信されている形。つまり、大体2ヶ月ちょいで1章が終わる形だな』

ケイP『18章が終わったのが、6月17日頃。17章の総括記事が4月末。昨年末までに15章を一気に進めていた感じだっピ』

NOVA「そうだな。16章の最終面が、うまくクリアできなかったので、年明けからグレートゼオライマーなんかを育成して、それから16章、17章を立て続けにクリアして、後は期間限定イベントをこなしつつ、のんびりストーリーを進めてきた形だ。目下は、メインストーリーよりも、期間限定イベントの方が楽しんでいたりする」

リバT『期間限定イベントは、およそ1週間単位で、イベント期間は毎日1話が配信されている短編物語ですわね』

NOVA「そう。これも大きく2つの話があって、オリジナルキャラを中心にしたソリス編と、期間限定ユニットを中心にした版権ロボのクロスオーバー編に分かれる。シンカリオンとか、グレートゼオライマーとか、ラムネスとか、リューナイトとか、ギャバンなんかはクロスオーバー編に登場するわけで、メインストーリーとは別に、良質でシンプルなコラボ話を楽しませてくれる。ホビーゲームを楽しむ子供たちコラボとか、地球を守る正義の味方同士の夢の共闘とか、異世界に転移した意外なキャラの交流譚とか、笑いあり、シリアスあり、燃える展開あり、サプライズありの、短編ながら盛りだくさんな内容だ。

「一方のソリス編は、メインストーリーの裏話的エピソード。メインストーリーは火星の遺跡で発掘された謎のロボット・ヴァンアインとパイロットを中心とする物語なんだけど、火星遺跡の調査団が謎の敵によって壊滅させられたところから始まる。

「火星調査団の生き残りであるアサヒとヒロインのシャッテが、地球に転移して、いろいろなスーパーロボットと合流して、世界の平和を守る戦いを繰り広げるのに対し、火星調査団で生き残った少女オリーヴが、火星の再調査を悲願に、個性的な見習いパイロットの仲間たちと、ロボット操縦訓練の合間にネタおしゃべりを展開する、コミカルな物語がソリス編。だけど、最近、いよいよ訓練が終わって、火星の遺跡に到達したところ、またも強敵に遭遇して敗北し、撤退を余儀なくされる。そこから再特訓を始める流れになってシリアス度が増しているのが現状。

「前までは、汎用量産機ハインヘルム、および、その改良強化型を使っていたんだが、火星での敗北で大破。現在は、さらに強化されたメルスギアが続々登場している。まあ、ソリスの隊員は博士も含めて8人の女性がいて、各パイロット別の色違いハインヘルムとか、換装ヴァリエーションとか、やたらと数が多いわけで、ガチャでもしょっちゅう出てくる。OGシリーズにおけるゲシュペンストに相当する機体と考えれば、スパロボファンには分かりやすいかも」


【スパクロ】オリーヴ(アイドル2017秋) - カットイン

 

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ガルーダとシレーヌ(スパロボDDワールド1編その2)

スパクロ前書き(19章クリア)

 

NOVA「今回もDD話の前に、スパクロ話をしておくか」

ケイP『ストーリーモードの19章をクリアしたんだが、世界が終わってしまったッピ』

NOVA「14章から、第2世界でのエピソードだったんだよな。14章から17章までエウレカセブンの物語を延々とやって、18章でゼーガペイン、そして19章でアクエリオンのクライマックス物語をやった挙句、まあ何というか、ここまで物語が惰性になって、つまらなくなっていたと思う」

リバT『惰性ですか?  ええと、それはスパクロのストーリーをDisってらっしゃる?』

NOVA「まあ、批判になるか。13章までは面白かったんだ。何が面白いかと言うと、やはり作品同士の燃えるクロスオーバーな物語だな。しかし、14章で第2世界に来ると、クロスオーバーがいまいちになった。エウレカセブンをだらだら続けたのが問題で、他の参戦ロボットはただの助っ人でしかなく、プレイしていて、『おお、この作品とこの作品のコラボストーリーか。うまいなあ』と思う余地が少なかった。まあ、エウレカセブンの場合は、終盤、続編のAOとの関係性に踏み込んだのは良かったんだけど、それすらも結局、エウレカセブンの世界観だけで閉じちゃっている形だしな」

ケイP『18章のゼーガペインは?』

NOVA「まあ、これはあっさり終わってくれたな。俺はゼーガペインの話を知らなかったので、既知のエウレカセブンに比べると、物語そのものは新鮮に受け止めたよ。ただ、これも他の物語と絡んで来ないので、ゼーガの主要メンバーが中心となって戦っている一方で、他のロボットたちはモブキャラみたいに背景で戦っている形。まあ、ゼーガの世界設定で上手くクロスオーバーさせられるほど、ライターの人が熟れていないのかな、と感じた次第。その辺は、DDのワールド4でゼーガ再びに期待するとしよう」

リバT『グランドマスターは、ゼーガペインそのものをDisっているわけではないのですね』

NOVA「ああ。ヴァーチャル世界を舞台にしたロボット物ということで、ちょうどグリッドマンとタイミングが重なったこともあって、面白いテーマだと思ったけど、それだけに他の世界のキャラと絡めるのが難しかったのかもしれん。エウレカも、ゼーガも、そしてアクエリオンも、クライマックスは世界の滅亡に通じる仕掛けなんだが、それがスパクロだと立て続けに起こっているんだよなあ。またも、世界滅亡の危機かよ、と登場キャラが文句を言うぐらいに」

ケイP『だけど、それを言うなら、第1世界の方でもガオガイガーのゾンダーとか、スタードライバーとか、世界滅亡だらけだったじゃねえか』

NOVA「ゾンダーは、メガノイドと結託したりして、クロスオーバーを示していたんだよ。スタドラに関しては、マジンカイザーあしゅら男爵が漢気を示したりして、原作を上手く料理してくれたと思う。味方と、敵がそれぞれ別勢力と結託したりしながら、うまくコラボしてくれていたのが第1世界。

「それに対して、第2世界はエウレカセブンならエウレカセブンゼーガペインならゼーガペイン、そして19章のアクエリオンと、それぞれの物語が他の干渉をあまり受けずに、閉じてしまっている。言い換えれば、アクエリオンの天翅族との因縁に、他の天使や悪魔的なキャラが絡んで、原作を侵食したりはしない。ここには賛否両論の可能性があって、原作の展開を忠実に再現する方がいいという意見も分かるが、それでも俺はスパロボならではの巧みなコラボの方を良しとする。

「それこそ、アクエリオンに天使の羽持つウイングガンダムゼロが積極的に絡んで来るとか、コラボネタをいろいろ混ぜてくる方が楽しいのだけど、そういう楽しさはストーリー本編よりも、期間限定のイベントの方に回されていたんだよなあ。シンカリオンマイトガインとか、リューナイトとラムネス、ワタルの騎士や勇者の物語とかは楽しいのに、メインストーリーがいまいちつまらない展開が続いていた」

ケイP『だけど19章のラストで、アクエリオンの話が終わったぞ』

NOVA「終わったというか、世界が滅亡しないように天翅と和解して、やったね、ハッピーエンド……と思いきや、オリジナル敵キャラの介入で、アクエリオン主役のアポロが殺された(?)みたいな形で、グハー、何てこった、世界滅亡が阻止できなかった(?)的な展開で続く、と」

リバT『惰性で来た、と思っていたら、最後にどんでん返しが発生したわけですね』

NOVA「元々、第2世界は滅びる定めの欠陥世界、実験の産物だと指摘されていて、それでも愛着ある世界が滅びないように頑張って戦うって流れで、抵抗してきたんだ。だけど、それが宇宙全体の秩序を脅かす的な論理で、廃棄されるような流れ。さあ、第2世界が滅んだら、どうなるだろうか?」

ケイP『全てのキャラが因果地平に飛ばされる……のは80年代の物語で、21世紀だと異世界転移の物語が定番だッピ』

NOVA「ということで、この辺で第1世界に帰ってきて、仕切り直しされるのが無難かな。エウレカセブンはAOの時代に入り、アクエリオンはEVOLの物語に切り替わり、ゼーガペインは……どうなるんだろう?」

ケイP『スパロボDDの世界に送られるのではないでしょうか?』

NOVA「まあ、そういう解釈もできるか。なお、この辺の世界滅亡の危機の雰囲気は、今のタイミングだとジオウの最終回付近とうまく繋がったように感じられる。果たして、ツクヨミの世界は滅びるのか、それとも彼女の超パワーで滅亡を免れるのだろうか、などなど」

 

ケイP『つまらないとか惰性だとか言いつつ、それでも長々とスパクロ話を展開したんだな』

NOVA「当たり前だ。単につまらないと言うだけなら、バカでもできる。何がどうつまらないか分析して、初めて感情論でない批評と言える。そして、俺はスパロボの割にコラボ要素が少ないからつまらない、と評した。すなわち、楽しむためには、自分でコラボネタを考えて補完すればいいという結論になる。スパクロと、ジオウの世界滅亡話がうまくリンクしそうだと考えるのが、楽しむコツだと思うぞ」

リバT『いずれにしても、惰性の話が仕切り直されて、20章がまた盛り上がる話になってくれれば、よろしいのですが』

NOVA「まあ、メインストーリーがつまらなくても、イベントが面白ければいいし、今はスパロボDDが旬だとも考えるしな」

 

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